熊野筆についてみんなが知らない事

 

熊野筆とは広島県安芸郡熊野町で生産されている筆です。
江戸時代には、大和国へ出稼ぎに行った農民は帰りに奈良で筆や墨を仕入れて、途中で行商販売をしていました。江戸時代後期になって、熊野の人が広島藩の藩主である浅野家の御用筆司(ごようふでし)の所で筆作りの製法を習得しました。そして、村に戻ってからその製法を伝えたことが始まりだと言われます。広島藩の生産奨励や明治時代の教育普及に伴って産業化したものです。

学童用、一般用、書道専門家用等の書道用のほか、画筆、化粧筆、誕生筆など幅広い種類があり、1975年に伝統的工芸品の指定を受けています。
「熊野筆(くまのふで)」は、2004年に熊野筆事業協同組合から登録された団体商標で、「クマノフデ、クマノヒツ、クマノ」の全ての文字がこの商標の対象になっています。熊野筆事業協同組合の許可なくこの名称を使用することは禁止されています。

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1.筆づくり

原料の毛は主に中国やカナダなどから輸入され、軸は主に国内各地の竹と中国や台湾などからの輸入品が使用されています。
1人の熊野筆の職人が1か月間につくる筆の数は、約1,500~2,000本。職人が週に1日か2日の休みをとるとして、1日に約60本から80本を作っていることになります。仕入れ、穂首作り、軸作り、繰り込み、仕上げ、銘彫刻などの、各工程を受け持つ職人の分業ですから、1本の筆ができるまでの時間は正確に出せないそうです。

筆作り名人の伝統工芸士を中心に技術を高めるための努力が絶えず払われているにも拘わらず、もっとも苦労しているのは若手を育てる後継者問題だそうです。70以上の工程があって、材料となる動物の毛の質を読み取ったりなど、機械では出来ないことばかりなので、それぞれで一人前になるには、最低10年以上必要なのだそうです。伝統工芸士は2014年(平成26年)4月現在22人ととても少ないです。それでも、熊野町で筆づくりにたずさわっている人は平成19年には人口の約1割にあたる約2、500人くらい居たそうです。現在の数は、統計を取っていないので不明とのことです。

2.メイクブラシとして有名

サッカー日本女子代表への国民栄誉賞の記念品として贈呈された化粧ブラシ7本セットは、熊野町内の伝統的な化粧筆メーカーとして有名な(有)竹田ブラシ製作所の製品です。広島県のブランドショップTAUに熊野筆として置かれているのは、久華産業、晃祐堂、丹精堂、竹宝堂、中村製作所、瑞穂ブラシです。白鳳堂なども流行に敏感なメイクブラシのメーカーとして有名です。
メイクブラシは毛先のカット処理などをせず、悪い毛を抜き取るという地道な作業をします。これが手先のカット面がなく、やわらかな肌触りの秘密で、化粧筆の世界一シェアで60%を占めています。優しい肌触りときめ細やかさで、世界中のメイクアップアーティストから支持されています。使用する毛は目的に合わせて選ばれています。その幅広さに驚くはず。キチンとお手入れすれば10年使えるので、多少高額でも自分で肌触りを確かめて、納得のいく良い物を買うことをオススメします。

商品例 広島県のブランドショップTAUで扱っているもの

・HAPPY BOX 12,140円
筆の里工房と化粧筆メーカーとのコラボレーションで誕生した5本セット。ブライダルや贈り物にも最適です。チークブラシ:山羊、シャドーブラシ:松リス、シャドーブラシ:コリンスキー、アイブロー:ウォーターバジャー、リップ:コリンスキー

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・Sweet flower 4,800円
きめ細かでクリーミーな泡が立つ、花形洗顔ブラシ。かわいいです。山羊。

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・MOTE-FUDE(モテ◇フデ)4,320円
どなたでも失敗なく安心して使える、定番のチークとリップの2本セット。チーク:山羊(粗光峰)、リップ:コリンスキー

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・洗顔ブラシ 白ヤギ
柔らかで滑らかでうっとりした洗顔タイムを過ごせると共に、細部まで行き届くしなやかさが魅力。

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・パウダーブラシ 7000円
粗光峰(山羊)をたっぷり使ったパウダーブラシ、ボリュームがあり、なめらか。柔らかい肌の質感をつくる。

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熊野筆セレクトショップオリジナル SSシリーズ NEW アイメイク&アイブロウ ブラシ7本
シャドウブラシ大 ¥3,400(灰リス)粉含みが良く、肌あたりのやさしい、デリケートなまぶたにも安心な灰リスのブラシです。

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つくしシャドウブラシ¥2,470(灰リス・山羊)2種の自然毛のブレンドで目元ラインをやさしく鮮やかに彩る。

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ななめシャドウブラシ¥2,370(ポニー) グラデーション、ノーズシャドウお手のものの斜めブラシ。

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ブレンダーブラシ¥2,160(白山羊)1本でもアイメイクが完成する品格のあるブレンダー。

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アイブロウブラシ¥2,370(ウォーターバジャー・ナイロン) コシのあるウォーターバジャー(アナグマ)100%のブラシに、ナイロンをブレンド。

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スクリューブラシ¥1,650(タヌキ)天然毛ならではの密度と適度な脂はデリケートな目元の毛に最適。

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コンシーラーブラシ小¥2,370(タヌキ)粘性の化粧剤がしっかりなじみ、使うほど肌なじみもよくなるタヌキのブラシ。

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3.胎毛筆(赤ちゃん筆)

赤ちゃんが生まれて初めて切った髪の毛を使って伝統的工芸品熊野筆の技術を生かして作る貴重な記念筆です。髪の毛に一度でもハサミを入れてしまうと生まれたままの毛先が失われてしまいますから、繊細な毛先が残っている髪の毛で作ることができるのは、一生に一度だけです。

文宏堂公式サイト

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4.熊野町の筆まつり

熊野町商工会設立10周年の、1935年(昭和10年)が第1回目で、毎年彼岸の中日に行われている、熊野町の最大イベントです。日本三筆の一人で自らも筆を造られたという嵯峨天皇をしのびながら、熊野町製筆の元祖である井上治平、音丸常太、佐々木為次の三氏の功労に感謝するお祭りです。高名な書家による揮毫が行われ、40社近い筆業者たちの筆の市がたちますし、神楽、薪能の奉納も行われます。野外ギャラリーやハンズクラフト等もにぎわい、来観者の数は毎年5万以上、筆まつりの歴代の書家による大書は石碑になっています。太鼓・篠笛等の和楽器を取り入れた熊野筆組曲まであります。

熊野筆はいろいろな用途に使われて、現代でも文化の中に息ずいています。新しい筆のおろし方とか、筆先が割れてしまったときとか、そういった細かいことまで教えてくれる、この貴重な伝統工芸を是非まもり育てていきたいものです。

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