医者に行く前に知っておきたい発達障害と薬のこと

 

近年、世間でも話題になっている発達障害
昔から知られている自閉症のほかに、ADHDなどが有名になってきました。
そもそも、発達障害に種類があるの?という風に、発達障害について全く知らない人もいることと思います。

実際、発達障害の方と触れ合う機会がないと、病気の詳細はわからないですよね。
でも、もし我が子が発達障害の疑いがある・・なんてことになったら、知らないなんて言ってられません。
そこで今回は、発達障害とその薬についてご紹介します。

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発達障害ってなに?

発達障害とは、行動やコミュニケーション能力の発達の遅れを指す言葉で、自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥・多動性障害(ADHD)・学習障害(LD)を含む障害全般のことを指します。

自閉症とは、人とコミュニケーションを取ったり、人の気持ちを想像したり、言語発達に遅れが出たりする障害のことです。
そのうち、言語発達には全く遅れがないものをアスペルガー症候群と呼びます。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは、集中力や落ち着きが極度にない、忘れ物が多い、整理整頓ができない、思いついたことをすぐに行動にうつしてしまうなどの症状が出る障害です。
それに加えて学習障害などを持っている人が7割ほどいます。

学習障害(LD)は、知的発達や運動能力に障害はありません。
しかし、読み・書き・計算の能力だけが低く、学習に困難を示す障害のことです。
見た目ではまったくわからないので、学習障害があるかどうかはなかなか見分けられないことが多いです。

治療方法は?

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それぞれの症状に合わせた薬物療法がありますが、症状を一時的に鎮めるための処置で、障害の根本的な治療方法ではありません。

自閉症にはピモジド錠という薬が処方されることがあります。
ピモジド錠はほかに、統合失調症の患者さんなどに処方される薬で、強い不安感や緊張感を緩和する作用があります。

こういった抗不安薬は副作用として、眠気が出たり反応の低下が見られる場合があります。
継続服用すると耐性がつくことがありますので、薬の量が増えてしまうことがあり、依存性には十分注意が必要です。

ADHDにはリタリンと呼ばれる薬やストラテラという薬が処方される場合があります。
多動性や衝動を抑える薬で、これらの抗精神薬も抗不安薬と同様に、副作用として眠気が出たり、反応の低下が見られたりします。
手足の震えや無表情なども代表的な副作用のひとつです。
女性の場合は生理不順などもあらわれることがあります。

ごくまれに高熱や意識障害などが出て危険な状態に陥る可能性もありますので、服用する際は十分注意しましょう。

そのほか、障害が原因で発症するうつ症状などには抗うつ薬が処方されます。
副作用としては眠気や気分の高揚などが挙げられ、症状がひどい方は自殺の危険性が増す場合がありますので、注意しなくてはいけません。
うつの症状には漢方が処方されることもあります。

どの薬を服用する際も、眠気や反応の低下が高確率で見られるため、服用中の運転などは避けなければいけません。
そのほか、肝機能・腎機能障害、白血球・血小板の低下などが見られるため、定期的に血液検査を行い、チェックすることが重要です。

治療をしていくうえで大切なことは?

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難しいことかもしれませんが、日々の生活でゆっくりとした個人個人の発達を見守ってあげることが大切です。
本人と家族が協力して、過ごしやすい環境づくりをしていきましょう。

たとえば、部屋をきれいに片づけたり、1人になれる部屋を作ってあげるなど、その子にあった生活しやすい環境調整が必要です。
工夫次第で、障害がない人と同じように過ごしたりできるようになることがあります。
精神科では、本人と家族ともに適切なカウンセリングを受けて、前向きに治療に取り組みましょう。



いかがでしたか?
発達障害の治療には家族の協力が不可欠ということですね。
毎日の生活でのフォローは大変ですが、少しずつ工夫をして過ごしやすい環境づくりを目指しましょう。

さらに近年では大人になってから発達障害が見つかるといった事例も少なくありません。
障害の種類と対策をきちんと知ることが、改善するための一歩を踏み出すきっかけになることもあります。
子どもでも大人でも、不安に思ったらすぐに専門家に相談して、適切な診断と治療を受けましょう。

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