ユーグレナ(和名:ミドリムシ)って何?

 

近年ユーグレナという言葉をよく耳にするようになりました。

ユーグレナは動物・植物両方の性質を持ち、細胞内に人にとって有用な数多くの栄養成分、ビタミン・ミネラル・不飽和脂肪酸・DHA・EPAなどを含みます。
また紫外線防御・コラーゲン合成効果を持つ成分も含み、化粧品などの商品開発が行われています。

ユーグレナは普通の植物のように硬い細胞壁を持たないので、加熱したり刻んだりせずに、薄い膜を壊すだけで、有効成分を取出せます。
つまり、きわめて体内にも効率よく消化・吸収できるのです。

驚くべきことに、ミドリムシは細胞内に油脂を蓄えることができ、その油がジェット機エンジン用の燃料に適しているのです。

ユーグレナ(和名:ミドリムシ)とはどんな微生物なのでしょうか。
日本の若者が実験を重ねて、世界で初めて大量増殖に成功しました。まだまだ開発途上ですが夢の多い微生物なのです。

ユーグレナとは?

ユーグレナ(和名:ミドリムシ)とは

ミドリムシを中学校理科の授業で、顕微鏡観察で見た人も多いと思います。
ミドリムシは体長0.1mm以下の単細胞生物です。体内に葉緑体を持ち光合成を行い、自らを変形させたり、鞭毛を使って動き回ります。
このように動物・植物の区別が難しい単細胞生物なのです。

大昔、原生動物と緑色藻類が合体して一つの細胞の中で共生するようになったと考えられています。
ミドリムシは日本各地、特に浅い水田、浅瀬の小沼・池などに春ごろから水面が緑色になって観察されます。
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日本で初めて大量培養に成功!

ミドリムシをここまで有名にした人は、若き日本人です。
彼は東大生時代バングラデシュを訪れた時、栄養失調の子供達を見て、何とか救いたいと考えました。世界の発展途上国には栄養状態の悪い子供達が10億人もいます。

たまたまこの話をしていたら、後輩からミドリムシを紹介され、研究を重ね沖縄県石垣島の屋外で大量培養に成功したのです。
広大な土地を必要とせず、立体的な培養設備があれば太陽光で効率よく増殖できるのです。
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今ではベンチャー企業(社名:ユーグレナ)として注目され、東証1部に上場されるまでになり、大企業も熱い視線を送っています。
既に大規模に食品・健康食品・化粧品などの商品を販売するにまでになっています。

ユーグレナ・ファーム
化粧品

マーケットのツボ 「ミドリムシが地球を救う!」ユーグレナ出雲社長 起業家の孤独と楽観

ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の油成分がジェット燃料に最適??

ミドリムシは細胞内の葉緑体で光合成を行い、細胞内に油脂を蓄えます。
この油脂を抽出・精製すると軽油に近い油が取り出せます。これがジェット機の燃料に最適なのです。

ジェット機の燃料は上空の低温・大気の少ない所でも凍らず、発熱量が高く燃焼できる油でなければなりません。それには灯油に近い油が必要で、ミドリムシから抽出した油が最適なのです。
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現在油脂を効率よく生産するミドリムシを探索・改良しています。これが成功すれば二酸化炭素(CO2)削減、即ち地球温暖化防止に大きく貢献するでしょう。

株式会社ユーグレナの経営陣メッセージ


このようにユーグレナは開発が緒に就いたばかりで、今後もまだまだ新しい商品開発が行われていくことでしょう。
原始的藻類から着想して、日本初の現代人が求める商品にまで高めたことは素晴らしいですね。

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