やる気を出す方法

 

少し前?いや、かなり前かも・・・多分「学習塾」のCMで、子供の身体に“やる気スイッチ”が付いてるのを見て『良いな~』と思ったのがよみがえりました。

自分にも欲しいし、子供にも付けて欲しい!だって、パチンと“やる気スイッチ”を押すだけで、体中に“やる気のエネルギー”がみなぎってくるんですから。
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1.なぜ“やる気”が出ないのでしょう?

やる気がでない ⇒ 後回しにする ⇒ やらない ⇒ 自信がなくなって、よけいにやる気がなくなる。まさに、『やる気スイッチOFF』状態のスパイラルです。
でも、やる気がなくなったことがない人なんて、世界中探し回ったっていませんよね。(恐らく…)

体調が悪ければ当然やる気は起きません。今は暑いので、やる気はだだ下がり。スペインがシエスタして、夜盛り上がるのは当然ですね。

気になることがあれば集中できません。大事な人が突然倒れたら、やる気が出ないのは無理がありません。脳はマルチタスクに向いていない事がわかっています。集中できる時間も限られている事がわかっています。

やっても無駄と思うとやる気はでません。嫌な事は当然したくありません。小さい達成感が大事とコーチングなどでよく言われますね。ロールモデルという言葉がありますが、いい目標が無いとやる気は出ません。

ただし病気が原因の事もありますから、注意が必要です。

2.“やる気”の正体ってなに?

一般的に「やる気」と呼ばれるものは、脳中心部の側坐核という器官から分泌される脳内物質に影響を受けていると言われています。側坐核は脳の真ん中に左右ひとつずつあります。※大きさは約2mm。
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脳の側坐核が活発に働けば“やる気はUP”し、逆に働かなければ“やる気はDOWN”します。

“やる気”の正体は、側坐核だと分かりました。ではその側坐核は、どうすれば頑張って働いてくれるのでしょうか?

■まず行動すること!それが“やる気”をだす第一歩です。
エッ?“やる気”がないから行動にうつせないのに・・・とビックリされているかも。

子供の頃「こんなにゴチャゴチャな机で勉強できるわけないでしょ!」って怒られて、渋々掃除してたら、ピカピカになるまで頑張っちゃった~とか、英単語カードを作り始めたらA~Zまで、最後は意地だ!みたいな経験ってあると思います。

億劫だった作業も初めてみると、ついつい気が付けば没頭しているなんて事ありませんか?
これは、行動に伴い側坐核が活発になったからなんです。

ただ、ここで大切なのは、“やる気”が自分の脳の活動に関係している以上、永遠には続かないという事です。← 永遠に脳が必死で働いていると、ある意味危険ですよね。

けれど、本気だすのは明日から~♪とダイエットじゃあるまいし、日延べしているわけにはいきません。
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シャワーを浴びるなり、違う行動をちょっとだけする事が逆に効率アップに繋がります。

実験でちょっとだけ違うサイトを見て気分転換していた社員の方が、お仕事集中社員より効率的に仕事をしていた事がわかっています。もちろん、長い気分転換はいけません。

◆生活習慣を見直しませんか?
人間の脳は習慣に従って行動を選択する傾向があります。ダラダラする習慣がついてしまえば、朝起きなくても、部屋が散らかってても平気になります。

できれば、朝(仕事で無理な人もいますが…)、チャンと食事を摂る、ジョギングのようなスポーツが難しければ、軽いストレッチをしてみる、そんな事でも習慣化すれば、側坐核は活動し“やる気”につながります。

◆人と喋るのは効率的に脳を活動させるんです!
ダルイな~とか、良い考えが浮かばない時に電話で話をしたり、質問されたりして喋っているうちに、頭が冴えて“やる気”が出てきた事ってありませんか?

人と話をする時って、脳はめまぐるしく活動しているんです。一人で集中したい時もあるでしょうが、メリハリが脳を活動的にするんです。

◆脳も他の臓器同様に「温かい飲み物」が好き!
脳も冷たい状態より温かい方が、活動が活発になります。心理的な緊張感も和らげてくれますしね♪

「この飲み物を飲んだら元気になる!」っていうのってありませんか?コーヒー、紅茶、ココア・・・
“やる気”のスイッチのひとつになりますよね。

まだまだ、マウスの研究段階ですが、側坐核の活性が『うつ病』の治療に役立つかもしれないとのことです。そして、側坐核には痛みを抑える効果もあるそうです。

人間は、ストレスを感じると脳の血流が低下し、脳機能が低下、それが原因で側坐核の機能も低下するんですね。← たった2mmの側坐核。あなどれません!

3.ご褒美ってモチベーションが上がって、“やる気”につながらないの?

“やる気”の正体を知るための実験で、報酬を貰えるチームと報酬を貰えないチームに分けて実験をしてみました。

【実験内容】
ストップウォッチを5秒ピッタリで止めるという単調なゲームを30分間続けてもらい、報酬があるチームには1回成功するごとに100円が支給されるというもの。

その結果、報酬ありのチームには大きな“やる気”が起きて「あっという間だった」という人が殆ど。
しかし、報酬なしのチームは集中力が散漫で、すぐに飽きてしまう人や途中でやめてしまう人もいた。

その部分こそ『 線条体 』と呼ばれる「やる気スイッチ」。依存や快楽と関係のある場所とされています。
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ところが、この一見優れものの『線条体』には大きな問題があった!報酬をなくしてしまうと報酬なしのチームの脳の反応は変わらないのに対し、報酬があったチームの脳は全く反応しなくなってしまった!

報酬が与えられる事によって生まれた“やる気”は報酬を与え続けないと維持できなくなるだけではなく報酬が無くなる事によって元々あった“やる気”まで消えてしまう。これを「アンダーマイニング効果」というそうです。

※結局は、自分でまず行動をおこし習慣化させていかないと、本物の“やる気”にはつながらないのですね~!さぁ、私も明日から・・・じゃダメでした。とにかく温かい飲み物を飲むところから始めます。

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