マンション管理士になるには 2015

 

我が家は長年マンション住まいで、また輪番制で管理組合の役員をしなければなりません。

数年前に旦那が管理組合の理事長を経験した事があるのですが、見ていて業務と抱える問題の多さにびっくりし、また、管理会社の営業さんとやり取りしないといけなく、運営は難しいと実感しました。

みなさんは、マンション管理士という国家資格があるのをご存知ですか?

管理組合の運営の難しさを知ってから、その資格を少し身近に感じるようになりました。

なので、マンション管理士にについて詳しく調べてみました。




1.「マンション管理士」とはどんな資格?

資格種類:国家資格
認定団体:国土交通省

◆なぜ「マンション管理士」が必要なんでしょう?
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それは、マンションの多くが老朽化していて、大規模修繕が必要な時期が差し迫っているからなんです。
「マンション管理士資格」は、2001年施行の「マンション管理適正化法」に基づきつくられた、まだ新しいと言える国家資格です。

10年に一度は、外壁の塗り替えなど“定期的な修繕”をしているマンションもありますが、中にはそれが難しいマンションもあるのが現状のようです。

日本にある500万戸を超えるマンション。その4戸に1戸はすでに築20年を超えています。あと10年を待たずに築30年を超えるマンションが100万戸を超えます。そして集合住宅は、築30年以上を越えた時期から、大規模修繕などの保全が必要になります。

それでは「マンション管理士」は、その大規模修繕にどう関わっていくのでしょう?

2.「マンション管理士」の仕事とは?

マンション管理士の仕事は、管理組合が抱える問題を、コンサルタントとしてサポートすることなのですが、その内容は非常に多岐にわたります。

代表的なものをあげます。
☆顧問業務
管理組合と顧問契約を結び、管理組合の運営全体をサポートします。
理事会、総会への出席・管理組合の管理者や、マンション区分所有者などへアドバイスや助言・管理会社との調節・総会の議案書点検など。

☆管理委託契約見直し業務
管理委託費として管理会社に支払っている費用や、業務を見直します。

☆管理規約見直し業務
管理費や修繕積立金の使い道や建て替えについての規定の整備など、管理組合が定める規約をより相応しい内容に改めていきます。

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※「マンション管理士」は不動産関係の法律などが深く関わってくるため、“宅建”の資格を持っている人や、「管理業務主任者」の試験と一緒に受験するケースも多いようです。

◆「マンション管理士」の問題点
「マンション管理士」への相談には、管理組合運営の実務から建築・設備・法務・そして理事会役員間や区分所有者間の人間関係調整など幅広い問題が持ち込まれます。

高度なコミュニケーション能力・幅広い知識・豊富な経験が必要です。ところが、経験不足のために十分な成果が上げられない場合もあるようです。

マンション管理士は弁護士などと同じく「名称独占資格」※ですが、マンション管理士としての能力や経験を重ねていく場が非常に少ないのが現状です。

例えば、前職がマンション管理で経験を積んだ元管理会社フロントマンでも、全くの未経験者でも試験に合格すれば、同じ「マンション管理士」の看板をあげられます。人によって、あたり・はずれの落差が非常に大きいという声もあるようです。

※資格取得者以外の者にその資格の呼称及びそれに類似したり紛らわしい呼称の利用が禁止される資格。

3.「マンション管理士」になるには?

まず、マンション管理士試験に合格し、マンション管理士として登録することが必要です。

マンション管理士の試験は2001年から始まり、年1回行われます。
今年は11月29日です。

詳しくはhttp://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000128.html

9月30日が申込締切日となっていますので、申込を考えている方はご注意下さい。

ちなみに毎年12月位に管理業務主任者の試験もあるので、そちらも合わせて受験する人もいます。

◆受験資格は?
受験資格は特にありません。学歴・年齢や実務経験といったものが一切なく、誰でも受けることが可能です。

試験は、毎年11月の最終日曜日に行われます。
試験地はある程度限定され、札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市・那覇市といった場所でのみ受験できます。

◆受験者数・合格率
受験者数は年々減少気味で、平成13年度(資格創設当初)の10万人から、現在は2万人を切る状態です。
合格率は8~10%程度で推移しており、比較的難しい資格試験に分類されます。

◆資格試験の内容は?
「法令および実務」「管理組合の運営」「建物の形質・構造」「マンション管理適正化推進法」の4分野から、四肢択一問題が50問出されます。

◆受験手数料:9,400円
【試験実施機関】
公益財団法人マンション管理センター
〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-5-5 岩波書店一ツ橋ビル7階
電話:03-3222-1611(試験案内専用電話)

大阪支部
〒541-0042 大阪市中央区今橋2-3-21 藤浪ビル3階
電話:06-4706-7560

◆独学でも大丈夫?
勉強方法は、ひたすら過去問を解き、解説を熟読し、関連条文を読み、暗記していくという繰り返しだそうです。

あくまでも私個人の意見ですが、勉強は専門の学校に通っても、有名な通信教育に数万円かけても、ある意味“独学”なんです。覚えるのは“自分自身”です。試験勉強は独学で頑張りましょう!

合格するためには、満点(50問正解)の60~70%の得点が目安になるようです。通信講座の資料は結構役にたちます。無料で取り寄せられますから気兼ねなく情報をもらいましょう!

◆「マンション管理士」の登録の費用は?
①登録免許税 1件につき9,000円
②登録手数料 1件につき4,250円
③収入印紙代 1件につき300円
④本籍地の市区町村の長の証明書(身分証明書)の発行手数料
⑤住民票の発行手数料  (市区町村により異なる)

※「マンション管理士」は、5年ごとに、登録講習機関が行う講習を受けなければなりません。
講習開催地:札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、その他
受講料:16,300円(消費税込み)

4.求人はあるの?年収は?

「マンション管理士」の有資格者の平均年収は400万円前後とされていて、一般的なサラリーマンの平均年収と大差はないようです。しかし、その分布は300~800万円ぐらいとなり、格差が大きいことがわかります。

これは、マンション管理士はその資格だけで成り立つような仕事ではなく、あくまで一つのスキルとしての資格とされているからです。マンション管理士の方が持つ他の資格として、行政書士や宅地建物取引主任者、建築士、ボイラー技師などが多いのです。

求人は、正社員で出てます。まずは経験を積むことが大切ですね!

今や資格の時代!少しでも興味があれば受けて損はないでしょう。

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