お歳暮とは?

   2015/12/08

お歳暮という言葉は、もともとは年の暮れ、年末(歳暮=せいぼ)という意味を表わす言葉です。時期は12月上旬〜12月20日頃です。

お世話になった方に感謝の気持ちを込め、今後とも宜しくと贈るのがお歳暮です。また受け取った人も送り主がここまで気遣ってくれるのかと、来年も応援・お世話しようという気にもなります。

近年友人・知人・親族にも贈る風習が出てきて、お歳暮文化が少しずつ変化してきています。ここではお歳暮に関して『知っておいて損はない常識』をお教えしましょう。

お歳暮のマナー – YouTube

お歳暮の由来

お歳暮は、

①正月に祖先の霊や家々で飾る年神様(新年の神様)に供える供え物を、嫁(とつ)いだ嫁・分家の者が本家に贈る風習

②江戸時代商売の基本は掛け売りで、「盆と暮れ」には半年分の請求書が来て、それをまとめて 支払う慣習

でした。

この支払いをする際に、例えば長屋の大家さん、或いは仕入れ先の大店(おおだな)に「日頃お世話になっているお礼と、新しい年もよろしくお願いします」という思いをこめて、贈り物を持参した風習とが、ミックスしたものと考えられます。

一昔前は贈り物を持参して回る習慣だったようで、これを歳暮回り(せいぼまわり)と言っていました。

その後形を変えて、日頃お世話になっている親類や上司・仲人・先生、さらにその年世話になった先輩・友人や知人などにも感謝の気持ちを込めて贈られるようになりました。

お歳暮を贈る時期は?

元々は正月祝いの準備を始める、12月13日から12月20日までに贈るものでした。近年デパートは顧客(こきゃく)の囲い込みもあって、11月からお歳暮商戦が開始されます。

先方には12月上旬~12月20日頃届くのが望ましいのですが、関東では物流の混雑もあり12月初旬から届けられます。

12月26日以降に届けられると、「お歳暮」が「お年賀」・「寒中お見舞い」になるのが、正式マナーです。しかし正月用の生鮮食料品なら年内ギリギリに「お歳暮」で贈っても構いません。

贈るタイミングを逃したら?

諸事情で、年内に間に合わなかったら関東地方で1月7日(松の内)までに、関西地方では15日までに表書きを「お年賀」として届くようにします。

さらに遅れた場合は、松の内が過ぎてから立春(2月4日頃)の間までに「寒中お見舞い」として贈れば良いでしょう。

お歳暮のお返しとお礼どうしたら良いの?

お歳暮をいただいても、基本的にはお返しは必要ありません。ただし、お礼状を出します。

親しい間柄の人なら、届いたらすぐに電話でお礼の気持ちを伝え、後日早い時期にお礼状を出すのが正式なマナーです。

ご主人あてに御歳暮が贈られてきた場合、奥様が代理でお礼状を書いても構いません。その時は主人の名前の横に「内」と書き加えます。

お礼状の文例:

時候の挨拶(暮れも押し迫ってまいりました;1月に入ったら:寒中お見舞い申し上げます)
このたびはご丁寧にもお心遣い頂き、ありがとうございました。美味しい信州のりんご(or高級な霜降り和牛など、なるべく具体例を入れます)、家族全員大好物で美味しく頂いています(or家族全員で舌鼓を打ちました)。
《必要なら家族の簡単な近況を書きます》
《奥様が代筆の場合は》
主人も大変喜んでおります。奥様にもくれぐれもよろしくお伝えください。
取り急ぎお礼まで
山田 太郎

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