“こたつ”で寝ると風邪をひくって本当?

 

寒い冬には“こたつ”に入り込んで食事をしたり、テレビを見ながらうたた寝し、そのまま“こたつ”に潜(もぐ)り込んで寝てしまった経験はありませんか?

“こたつ”にいったん入ると中々抜け出しにくいものです。

“こたつ”でうとうと寝てしまうと、風邪をひくとよく先人から言われてきましたが、実は科学的な理由があるのです。それを詳しく分かり易く説明しましょう。

こたつで寝てしまうという事

“こたつ”では下半身が常に体温よりも高い温度で温められていて、上半身はこたつより低い部屋の温度にさらされています。つまり身体の体温が2つに分かれる異常状態が続くことになるのです。

★短時間なら問題なく、人間が持っている優れた体温調節機能が働いて、体内酵素が活性化する37℃前後に体温を保つように調整しています。

しかし朝まで寝込んでしまうと、体の体温バランスを調整している自律神経に異常をきたしてしまうのです。

★普通、人間の体温は活動している昼間は体温が高く、就寝(しゅうしん)しているときは、体温が昼間より下がっています。実は適度の汗をかいて、体温を下げて身体を休めているのです。

しかし“こたつ”で寝てしまうと、特に下半身の体温が下げられない、アンバランスの状態になってしまいます。

体温が高い分血流が促され、汗を多くかきやすくなりますが、眠っているので水分補給ができません。

身体は脱水状態になり、脱水による自律神経の乱れで疲労感などがでてしまいます。脱水状態は血液をどろどろにし、心筋梗塞や脳梗塞になりやすい危険な状態を作り出してしまいます。
喉が乾燥し、ウイルスが体内に入り易い状態になります。

以上のような身体の変調で“風邪をひきやすい環境”が整ってしまうのです。

寝る事で体はリラックスし、副交感神経が刺激され、リンパ球(免疫)発生されます。

しかし、こたつで寝るとリラックスができず、体を回復する事ができないのです。

冬季乾燥状態が続くと、インフルエンザが流行します。インフルエンザウイルスは、乾燥・寒冷環境下で増殖・活動的になりやすいのです。これは乾燥した口腔・鼻粘膜・呼吸を介して、ウイルスが体内に侵入しやすくなっているのです。

こたつとは関係ありませんが、ウイルスを活発にさせないため、部屋の湿度がカラカラにならないように、除湿器や濡(ぬ)れタオルを掛ける様にして下さい。

環境以外に次のことも大切です。

★毎日の食事で心掛けることは、ビタミンCを多く含む食材(イチゴ・キウイフルーツ・緑茶など)を定期的に摂取することです。
★外出先から帰ったらうがい・手洗いを励行することです。


寒い冬になると“こたつ”でうとうととして、寝てしまいがちです。確かに“こたつ”は、睡魔が襲うくらい気持ちがいいです!

しかし、

★こたつで寝てしまうと体温調節ができず、自律神経に異常をきたし、汗をかいて脱水状態。その結果体調バランスが崩れる。
★乾燥状態を好む風邪のウイルスが乾燥した口・鼻・喉から入りやすい。


ですので、部屋の乾燥を防ぐため、湿度の調整に心掛けてください。

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