テレビVS絵本

 

あえてVSとしましたが、答えは明白。テレビです。

昔々、私が保育士(中堅)だった頃のことです。園長、主任が出張。職員の突然の休暇が重なり手薄な時に、あろうことか園児の怪我。看護師が抜けた後の保育体制は絶望的。さぁどうする。

閃いたのです。困った時は「テレビ!」急きょ乳児幼児、全員ホールに集め、DVDのアニメを見せることにしました。15分の3本目が終わる頃、看護師が帰園。ほっとしつつ今更ながらテレビの威力・魔力に茫然としました。

集中力も理解力も全く違う園児を飽きさせなかったのです。隅の〝絵本コーナー〟何と空しく色褪せてみえたことか。

〔Ⅰ〕テレビ事情〝大人〟と〝乳児〟

ー大人(一般的な)―
指先でポン。操作も簡単。仕事を終え帰宅した時は、ビールを飲み、取りあえず「テレビ!」ソファーに寝ころび頭を空っぽにし、疲労回復と癒し。これがテレビ、これぞテレビ。

ー乳児ー
指先でポン。ぐずっていた子が画面に釘付け。手足をバタつかせ歌い踊り、おまけに笑う。

「テレビに子守りをさせないで」岩佐京子著(水曜社刊)という本がありますが、その威力・魔力を知ったら「子守りをさせたい」と考えて当然。ですが威力の陰に魔力が潜んでいるのです、テレビには。

刺激に弱いのが、乳児期です。離乳食を思い浮かべれば、納得して頂けるでしょう。何故か、刺激に溢れているテレビには、無頓着。驚きです。

まず、音。子供が対象のアニメでさえ、ガガーッギギー騒音。色も満艦飾。色に加えパッパッと光が点滅。画面に顔を近づけ見入っている姿は、熱心に学んでいるみたいにみえます、が違います。強烈な刺激に引っ張られているだけなのです。

テレビに子守りをさせていては、意味のある〝ことば〟を話すことも〝思考力〟が育つこともないのです。

〔Ⅱ〕良質の絵本(そのごく、ごく一部)を紹介します

0~2才
・「ばいばい」まつい のりこ作(偕成社)
・「ごあいさつあそび」木村裕一作(偕成社)
・「ノンタン・シリーズ 」キヨノ サチコ作(偕成社)

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・「はけたよはけたよ」かんざわ としこ作(偕成社)
・「いないいないばぁ」松谷 みよ子作(童心社)
・「いやだいやだ」せな けいこ作(福音館書店)

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①絵本を選ぶ基準は、出来るだけ赤ちゃんの生活に即した「題材」がいいと思います。

②色彩は、赤、青、黄色などはっきりした色を。

③形は、くっきり、はっきり。ごちゃごちゃしていないもの。

④読み方は、ゆっくり気味…
・赤ちゃんの表情に注意し、次のページに進むか否かを決めます。
・また、絵を指さし関心を示している時は「お手てふって、バイバイね」など、語り掛けましょう。

⑤読んであげる時はお腹もいっぱいで、おむつも濡れていず、機嫌のよい時が、ベストだと考えます。

〔Ⅲ〕絵本の種類、いろいろ

①身近な生活がテーマの絵本
あんよも上手になり一人で出来ることも増えるこの時期。絵本の中に、そんなお友達を見つけることが出来ます!

②おいしい絵本
食べ物が出てくる絵本 ・ぱん だいすき(福音館書店)

③ボードブック
なんでも舐めてしまうこの時期「だめ!」と叱らなくて良い本、それがボードブック。丈夫で安全です。

④布絵本…紙と同じく軽い。おもちゃ感覚の絵本です。

⑤シンプルしかけ絵本
絵本に「穴」があいています。指を入れたっり、のぞいたり。
・はらぺこあおむし(偕成社)

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まとめ

「テレビVS絵本」そもそも対決すべきものではないのです。大人にとってテレビは、娯楽であり癒しでもあります。酒が「百薬の長」であるように。ですが子供、まして乳児にとっては〝毒〟大人になるのは、早いものです。楽しみは、とっておきましょう。

楽しみといえば、絵本。心の栄養と言われている絵本。うふっ、クスクス、ママが思わず笑っちゃう絵本もあります。

赤ちゃんと一緒に、静かでゆったりした時間を過ごすことをお勧めします。テレビ(スマホ)スイッチは、OFF。

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