マーガリン その種類と活用法

 

マーガリンって、よく伸びて“パン”に塗りやすいですよね!バターに比べると値段もお手頃だし。でも、レストランで“パン”頼むと、決まってバターが添えられます。ウ~ン、やっぱり美味しいです。

マーガリンはいつ頃から使われているんでしょう?調べてみましょう!
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1.マーガリンの始まりは?

日本マーガリン協会によると、「マーガリン」の始まりは19世紀末にナポレオン三世がバターの安価な代用品として牛脂に牛乳などを加えたもので、当時は『オレオマーガリン』と呼ばれていたそうです。

マーガリンという名前は「真珠」を意味するギリシャ語「Margarite」に由来しているといいます。そして「マーガリン」は世界共通の名称なんですよ。

現在のマーガリンは精製した油脂に粉乳・発酵乳・食塩・ビタミン類などを加えて乳化し練り合わせた 加工食品で、主材料は植物性・動物性の油脂で、油脂含有率が80%以上がマーガリン、80%未満がファットスプレッドです。

2.マーガリンはどうやってつくるの?

◆バターとの違いは?
バターは牛のミルクの脂肪分を撹拌操作により塊状に集合させたもの。つまり乳脂肪から作られます。

一方、マーガリンは簡単にいうと、食用油脂等の原料を混合し、練り合わせた加工食品です。原料となる食用油脂はコーン油、大豆油、紅花油などの植物油脂が主体となっています。

◆マーガリンの成分は?
植物油脂は植物の果実や種を圧縮・精製して作られます。マーガリンにはこうした植物油脂由来の必須脂肪酸である「リノール酸」や「α-リノレン酸」が含まれています。

必須脂肪酸とは、体にとって大切だけれども体内合成ができず、必ず食物から摂取する必要がある脂肪酸のことです。

◆マーガリンができるまで
マーガリンは食用油脂に水、食塩その他乳成分、ビタミンなどを加えて混合乳化し、冷やし固めて作ります。油と水はそのままでは分離してしまいますが、油の粒子を細かくして撹拌し、水と混ぜ合わせます。これを乳化といいます。

◆バターとマーガリンのカロリーの差は?
実はバターとマーガリンのカロリーはほぼ同じなのです。←ゲッ?!大変~!!

パンに塗って食べる食卓用マーガリン(ファットスプレッド)の場合は、確かにカロリー低めです。でもバターの8割以上はあるんです。マーガリンは太らない!なんて有り得ませんよね。

バターとマーガリンはどちらも脂肪分(油脂含有率)約80%で、カロリーも同じ750キロカロリー前後。ファットスプレッドの場合は脂肪分がそれより低いとは言え、約630キロカロリー。

※油断して塗りすぎては、かえってカロリーの過剰摂取になってしまいますよ!
※料理によって、バターとマーガリンを上手く使い分けましょう!美味しい方が良いですもん。

3.トランス脂肪酸って?身体への影響は?

◆トランス脂肪酸とは?
主に食用油の生成過程で形成、含有される物質で油脂に含まれる栄養素の一つです。

❖天然の食品中に含まれているもの
牛乳やなどの乳製品、牛肉や羊肉で含まれるのは極微量。

❖油脂を加工・精製する工程でできるもの
液体の油脂から半固体、固形の油脂を作る工程や油脂中の不純物を除去する工程で生成されます。

❖トランス脂肪酸が含まれる代表的な食品
マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングや、それらを原材料に使ったパン、ケーキなど。
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◆マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の含有量
◎100g中のトランス脂肪酸の含有量
マーガリン:0.94g~13g
ファットスプレッド:0.99g~10g
バター:1.7g~2.2g

トランス脂肪酸は、悪玉コレストロールを増加させ、善玉コレステロールを減少させます。大量摂取すると動脈硬化などの心臓疾患のリスクを高めると言われています。

ただ、日本人は欧米人に比べ、トランス脂肪酸の1日あたりの摂取量と総摂取エネルギーに占める割合のどちらもが、約8分の1と大幅に少ないのです。だから、日本では平均的な食生活をしていれば、トランス脂肪酸の影響は心配ないと考えられています。

※カロリーにしてもトランス脂肪酸にしても、摂り過ぎに注意していれば大丈夫だと思います。今や添加物が入っていない食べ物は、皆無に等しいと考えられます。極端に神経質にならず、油断せず「バランスの良い食事」を心がけたいものです!

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