間食のメリット・デメリット

 

「間食」ってあまり良いイメージがないですよね。(私だけですか・・・?) 何だか、次の食事まで待てなくて、“小腹が空いた”から、適当にボリボリ、ムシャムシャ。それも、テレビとか雑誌を観ながら。

受験生が深夜に食べるのは「夜食」で「間食」とは言わないですよね。何かメリットは、あるのでしょうか?
kansyoku1 kansyoku2

1.「間食」とは?

◆「間食」に歴史あり!です。
室町時代までは日本の食事は、朝夕の2回だったんです。時代劇で耳にする“武士の一人扶持”というのも,米2合半を2度,1日5合を標準としていたということです。

そんな時代、夜間労働や激しい労働を行っていた人たちが、昼や深夜に必要に応じて摂った3食目の食事のことを「間食」とよんでいたようです。古くは平安時代の『延喜式』にも、間食に関する規定が設けられているそうです。

1日3度の食事が通常となった江戸時代以後も農村部では激しい労働に耐えるために、間食を摂ることがありました。

東日本では「コビル(小昼)」、西日本では「ケンズイ(けんずい)」と呼ばれ、朝が早い夏に朝食前の早朝仕事を行う際に仕事前に食べる食事を「チャノコ(茶の子)」、反対に夜が長い冬に夕食後の夜なべ仕事を行う際に仕事後に食べる食事を「夜食」とよんでいたようです。

※ということは、労働力を支える上で「間食」はとても大切なものだったんですね!

◆「おやつ」の語源は?
こちらも1日2食が一般的だったころ、和時計の時刻で「八つ時(現在の午後2時から3時ごろ)」に小昼という間食を摂っていたものが、「おやつ」と呼ぶようになり、やがて間食全般を「おやつ」と呼ぶようになったのです。

食事と食事の間隔は、4~5時間が理想的。でも、私たちの生活では、昼食と夕食の間が6~7時間くらい開いてしまうことや、場合によってはもっと間が開くこともあるでしょう。

このような時は、軽めの「おやつ(間食)」をとる方が良いのです。上手に「おやつ(間食)」を摂ることで、夜遅くに食べすぎるのを防ぐこともできるんです!

2.「間食」は、ダイエットの敵なの?

ダイエットのために「間食」は止めたいけど…でも食べ方によっては“味方”になってくれそうです♪

◆ダイエット中お菓子は“食後”と“間食”どちらがベスト?
❖食後のお菓子
一度にたくさん食事を摂ると、血糖値が急激に上昇します。すると、血糖値を正常に保つホルモン「インスリン」が分泌されます。

インスリンは血糖値を下げるのと同時に、消費されなかった分の炭水化物などを体内の脂肪細胞に蓄えようとします。食後のデザートは、血糖値を上げ、インスリンの分泌で脂肪が溜まりやすくなります。

❖食事の間のお菓子(間食)
食後2時間もすれば血糖値はほぼ正常に戻っています。この時間にお菓子を食べても、血糖値は急激に上昇しません。

空腹な時間を減らすことで血糖値は安定し、脂肪として溜め込もうという働きも少なくなります。さらに、次の食事のドカ食いも防ぎます。←甘い物を食べるなら「間食」がおすすめ!

数回に分けて食事をした方が血糖値は安定し、摂取したエネルギーを消費しやすくなります。空腹時間を長くガマンしすぎると、次の食事で食べ過ぎることも多くなります。

「3時のおやつ」と言われているように、小腹が空いた時に間食として少しお菓子を食べることは理にかなったメリットと言えるのではないでしょうか。

◆できるだけ太らないお菓子の食べ方は?
①ゆっくり時間をかけて、お茶などの水分と共に摂りましょう。満足感・満腹感が味わえます。
kansyoku3
②食べるなら、脂肪が多く高カロリーな「洋菓子」より、材料はほとんどが糖分で脂肪に比べて体に蓄積されにくい「和菓子」にしましょう。←食べ過ぎたらダメですよ!

③袋から直接食べるのではなく、必ず取り分けてから食べましょうね。100kcal前後に抑えましょう!

※ダイエット中、カロリーを気にし「間食」を我慢しがちですが、適切な量(カロリー表記してあるものが多いです)と時間を守ればデメリットばかりではありません。ガマンしすぎてストレスをためるほうが、ダイエットの敵かも!
kansyoku4 kansyoku5 kansyoku6

4.「間食」に適した食べ物は

❖甘栗むいちゃいました…1袋(35g)あたり63cal
甘いので砂糖を使っていそうですが、実は甘味料一切なしの自然なままの甘さなんです。数個食べるとお腹にも満足感があるのがおススメのポイントです。

❖ヨーグルト
ご存知のように「ヨーグルト」は整腸作用もあるためダイエットには最適。また脂肪が作られるのを抑える効果もあるんです。小腹が空いたらヨーグルトをどうぞ!

❖ドライフルーツ
ドライフルーツは甘味が多い割に糖分が少ないのです。その上、噛みごたえがありますよね!満足感が得られます。

❖ナッツ類
食物繊維が豊富で、便秘解消やダイエット効果もあります。腹持ちも良いので少量で結構満足。

❖チョコレート
エッ?って思いますが、カカオ70%以上のビターチョコレートを少量食べる方法が良いです。

アサヒフードアンドヘルスケアは、「間食」を肯定的に捉えたドライフルーツやナッツといった自然素材を使用した『キレイな間食』シリーズを販売してます。カロリーコントロールアイスなんていうのもあります。「間食産業」恐るべし!!

とはいえ、ヤッパリ食べ過ぎは禁物です。それから寝る2時間前くらいからは食べない習慣をつけた方が良いかも。あくまでも「間食(おやつ)」は労働に必要な栄養を補うものだったのですから!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。