布教に訪れてくるエホバの証人という宗教とは?

 

街頭で伝道活動が行なわれている様子を見かけたことがあるでしょうか。もしかすると、エホバの証人について、ニュースの記事で読んだり他の人から聞いたりしたことがあるかもしれません。

実際のところ彼らはどういったグループなのでしょうか。幾つかの疑問について調べました。

1.エホバの証人はクリスチャンですか

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そのグループの名前からして、最近現れた新しい宗教というイメージがあるかもしれません。そのルーツをたどると、「聖書」の言葉を引用した名称であることが分かります。

この「エホバの証人」というグループは、イエス・キリストの教えと行動に付き従うよう努力しています。ですから、キリスト教を信奉する、クリスチャンです。

とはいえ、他のキリスト教団体とは様々な点で異なっています。たとえば、三位一体の教えは受け入れていません。イエス・キリストは神の子であると信じています。また、霊魂不滅や地獄の責め苦など、死後の世界の存在は聖書に基づいていない、と考えています。

さらに、宗教活動を指導する主だった人たちに何らかの称号を与えて高めるのは間違っている、と考えています。ですから、働きに見合った給料や賞与というものは支払われません。

エホバの証人の活動のためにフルタイムで働く人たちには、必要な生活費が補填されるようになっていますが、活動そのものが営利目的ではないため、その運営は自発的な寄付によって賄われています。

そして、毎週開かれる集会は、きらびやかな教会ではなく「王国会館」と呼ばれるシンプルな建物で行なわれています。

2.エホバの証人は医療を拒否するのですか

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この疑問を思い浮かべる人は少なくないはずです。治療者である病院側が提示する医療行為を受け入れない、という報道が世間を騒がせたことがありました。彼らの見解はどのようなものでしょうか。

エホバの証人も一般の人と同様、必要な医療を受け入れます。実際、医師として生計を立てながらエホバの証人の活動に参加している人もいるようです。

しかし、聖書の教えに反する治療は退けます。たとえば、有名な話ですが、輸血は受け入れません。聖書の中にある『血を避けるように』という言葉をその通り当てはめているからです。

逆に、エホバの証人が医療の躍進に貢献しているという事実もあります。輸血を受け入れない彼らを治療するために開発された「血液温存法」は、今では一般の人々に対しても使われています。

世界的に見て、患者がそういった治療を選択し、血液感染症や人為的ミスなど、輸血に伴うリスクを回避できるようになっている国は少なくありません。

動画:輸血やエホバの証人についての真実 1-3 JAPANESE {STRONG IMAGES}

3.エホバの証人は同じグループの人以外とは関わらないのですか

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出典:エホバの証人公式ウェブサイト

『あの人たちは地域行事に全く協力しない』という声が聞かれることがあります。日本では、元旦から始まり、七夕や雛祭り、お盆、ハロウィン、クリスマスなどいろいろな行事が行なわれます。そのため、地域ごとにお祭りや催しが計画され、関係する人たちは大忙しです。

実はそうした行事のほとんどが、宗教的な儀式をモチーフにしたもので、海外から入ってきたものも含まれています。前述のとおり、エホバの証人は聖書そのものの教えを自分たちに当てはめているため、年中行事に参加しないのです。では、他とは関わりを持たない、孤立したグループなのでしょうか。

エホバの証人が行なっている布教活動は、地域社会に貢献しています。彼らは、アルコールや薬物の乱用といった身体的・精神的に有害な習慣を克服できるよう、多くの人を助けてきました。

刑務所も訪問し、かつての過ちに苦しんでいる人たちに慰めや希望となる情報を伝えています。また災害時には、仲間の信者だけでなく一般の人にも、実際的な救援を行ないます。とりわけ、被災者にとって最も必要と言える感情面での支援を差し伸べるよう努めているようです。

さらに詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。
→→→こちらからどうぞ

各家庭への訪問に加え、社会に貢献する多くの活動が世界中のいたるところで行なわれているので、エホバの証人の組織に驚かされている人も少なくありません。

もし訪問を受けることがあれば、彼らが何を信じて活動しているのか、尋ねてみることができるかもしれませんね。

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