ロップイヤーというウサギ

 

皆さん、耳が長くて可愛らしいペット、うさぎは好きですか?私は大好きですよ!

飼ったことはないけど、見たことがあるという人も多いですよね。やはり小学校や中学校でうさぎを飼っている事も多く、小さな動物園なんかでもうさぎは必ずと言っていいほど見かけるので誰しも触ったことや見たことがある動物の一つですよね。

そんな可愛らしいウサギにも種類がいくつもあります。今回は、耳垂ウサギとして有名でウサギの中でも一番人気と言っても過言ではないロップイヤーについてお話しちゃいますね!

・ロップイヤーの性格、種類などの基本情報

実は、ロップイヤーとは、ウサギの種類ではなく、耳が垂れているウサギの総称なのです

元々はスペイン地方のアナウサギを家畜化し、食用として飼育されていたため体重4kg前後の大きめの種類が多かったのですが、最近は大きく垂れ下がった耳と愛らしさが人気を呼び、ペットとしての地位が確立され、改良品種によって小型種も登場しており、種類も様々です。

ペットとして一番飼いやすいホーランドロップを始め、ウールのようなふわふわな毛並みが美しいアメリカンファジー、ロップイヤーの中でも特に長い耳を持つイングリッシュロップ、顔の周りに鬣のような毛があるライオンロップがいます。

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このなかで一番飼いやすくペットして最も手に入りやすいのがホーランドロップです。ホーランドロップは触られるのを嫌がらず、抱っこもできる個体がいるのでペットとして人気。アメリカではペットセラピーでも活躍しているんですよ!

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アメリカンファジーは、基本的に好奇心旺盛で自我もあるタイプです。特にオスは、人の後を付け回したりととても人懐っこいのも特徴です。

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イングリッシュロップは、耳が長ければ長いほうが良いとされ、性格は大人しめで頭が良いと言われています。名前を呼ぶと近寄ってきたり、慣れてくると甘えてきますよ!

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ライオンロップは比較的新しい品種のため、まだ不安定な部分もありますが、鬣のボリュームや長さで個性が出ます。耳の垂れたタイプを、ライオンロップとして販売するほかに、体重1~1.3kgの小型種をドワーフライオンとして販売もされています。

基本的にロップイヤーは、体長30~40cm、体重2~4kgになります。寿命は5~10年と言われています。また、価格は種類や固体差により前後をするようですが、1万~8万程で販売されている事が多いようです。

また、ペットショップやブリーダーから購入する他に里親になるという方法もあります。里親募集しているサイトや動物病院などで里親を募集していることもありますので是非里親になることも頭に入れてあげてくださいね!

・ロップイヤーの飼い方

まずはじめに。ウサギの臭い対策。

ウサギを飼っていて一番困るのは臭いというのはよく耳にしますね。確かにウサギを捨てる人なども何故捨てたのか?と尋ねると臭かったという無責任な理由をよく目にするものです。

消臭剤だけでは、臭いが取れないこともよくあることです。ですが、消臭剤は臭いを一時的に上書きしているだけですのでこれでは意味がありません。

まずウサギの臭い対策には、臭いを根本的になくすことが重要です。空気中に漂う匂いを取るのは簡単なのです。カーテンや壁などに染みこんだ臭いを取らなければ臭いはなくなりませんのでまずここをどうにかするのが重要です。

まず、臭いの元はウサギにありますので、ウサギを清潔にしてあげる事は最も大事になります。体を綺麗に拭いてあげるだけでとても効果的です。

また、昔からお風呂に入れるとウサギは死ぬと言われていますが、これは迷信です。ウサギはお風呂に入れても大丈夫ですが、入れたあとはドライヤーなどでしっかり乾かして風邪を引かないようにしてあげてくださいね。

洗い方は、お湯は30度くらいのぬるま湯で洗ってあげます。洗面器などにお湯を入れ優しくかけながらあらってあげましょう。この時うさぎの顔に水がかかるとウサギがとても嫌がりますのでかからないように注意してくださいね。

シャワーはとても便利ですが、ウサギにとっては驚いて暴れたり、水の勢いも強く、どうしても顔に水がかかるためオススメできません。シャンプーはウサギ専用のものが市販されていますのでそれを使ってあげましょう。

飼育ケース、ケージ
うさぎ用又は小動物用の飼育ケースやケージが市販されています。縄張り意識が強い動物のためあまり広いと縄張りの維持のストレスが大きくなってしまいます。

ケースや、ケージにも種類がたくさんありますが、ウサギは6ヶ月で大人になりますのでおとなになったあとの事も考慮して選ぶようにすると良いですよ!

手足をいっぱい伸ばしてもゆとりがあり、後ろ足で立ち上がっても大丈夫な位の高さが必要ですし、ウサギが手足を怪我しないような安全な作りであることも確認してあげましょう。

また、上から抱き上げたり、餌を与えるとビックリしてしまうこともあるため、横に出入り口がついているとウサギのストレス軽減にもなります。

トイレについて
ウサギはトイレをしつけることが可能です。また、ウサギは褒められることが大好きで、頭も良いためトイレ以外にもしつければ名前を呼べば戻ってくるという躾も可能ですよ!こちらは後ほどご説明致しますね!

では、まずトイレについて説明します。ウサギは本来、決まった場所にトイレをするという習性を持っています。ですので、うまく誘導すると飼い主のさせたい場所でしてくれるようになります。

してほしい場所にトイレを備え付け、ウサギの排泄物をトイレに入れておくと早く慣れてくれます。また粗相をしてしまった場合は、綺麗に拭き取り臭いは残さないようにしてください。臭いが残っているとまたそこで粗相を繰り返してしまう場合があります。

掃除は、1日1回時間を決めて行うのが重要です。同じ時間の排泄物を見てウサギの健康状態を確認できる為です。トイレの容器などもその時に掃除しますが、ウサギの臭いを完全に消してはいけません。洗剤などを使うのも好ましくありませんので、熱湯消毒や日干しなどで清潔を保ってあげてくださいね。

ウサギの餌
ウサギの主食には、市販されているペットを与えましょう。ただし売られている物の中には健康への配慮が欠けている物もあるので注意が必要です。また、着色料、保存料なども気をつけましょう。

牧草もペレットに並んで主食になります。市販されているもので有名なのが、アルファルファとチモシーの2種類です。アルファルファはマメ科の牧草で、栄養価が高く嗜好性も良く、チモシーはイネ科、床材としても食用としても使えますが、床材と食用は分けてください。

どちらも大変良く食べてくれますが、低カロリーなのは、イネ科のチモシーなので食べ過ぎが気になる場合はこちらが良いかもしれませんね。

補助食としては果物、野菜を与えても◎。ただし、与えてはいけない果物や野菜もありますので要注意です。また与え過ぎると、主食のペレットを食べなくなってしまうこともありますので、与え過ぎにも気をつけましょう。野菜には個体によって好き嫌いがあることもあります。

与えてはいけない野菜の代表
ネギ科(タマネギ・ネギ)、ニラ、ニンニク。ジャガイモの芽も。人間の食べ物は全般は与えないようにしてくださいね。

飲水
どの生き物にも言えることですが、ウサギに水は絶対必要です。飲む量には固体差があり、少ししか飲まない子もいれば、一瞬で容器を空にしてしまう子もいますので、様子を見ていつでも新鮮な水を上げれるようにしてあげてくださいね。

・その他、注意点

ウサギは夜行性ですので、昼間は寝ていることも多いです。昼間に若干うす目でぼんやり座っている事もありますが、実はそれ目を開けたまま寝ているので、驚かせないであげてくださいね。

ウサギの体内時計は正確なので、規則正しい生活をさせることが長生き健康の秘訣です。

排泄物もこまめにチェックして、少しでも異変があったら獣医さんに見せてあげましょう。寄生虫などにも気をつけてあげてくださいね。

また、ウサギは食糞をすることがあります。これはウサギにとっては栄養摂取システムの一つです。健康な糞を食べ、自分で栄養を補っているウサギにとって大切な習慣ですので、糞に異常がある場合以外はやめさせなくても大丈夫のようです。この習性についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのペット大学様が詳しく解説していらっしゃいますので参考にしてください。

冬は、隙間風が吹き込むところにはケージは置かないようにし、床材をたっぷり入れます。夜は毛布などをケージにかぶせてあげましょう。屋外飼育でも夜は外に入れてあげるなどの対策をしてあげてください。エアコンで暖かくしてあげるのも好ましいですよ!

夏は、20-25度くらいが適温になります。嗜好性の高いエサを与え食欲を落とさないようにしてあげ、エアコンや扇風機の風は直接あてないようにしてあげましょう。エアコンを使わない場合は特に気をつけ、風通しの良い場所や涼しい場所に気を遣ってあげてください。

外出する際も、部屋を密閉せず、窓を開けるなどの工夫が必要です。野外飼育の場合も同様で、風通しの良い場所を選びましょう。湿気の多い時期は餌にカビが生えやすく、腐ったりしますので気をつけてあげてください。エアコンの他に除湿機などの使用も好ましいですね。

しつけについて
前述をしたとおり、実はウサギってしつけることができるんです。

トイレのしつけや、名前を呼べば来るなどの躾はしておきたいですよね!その方法の一部を少しご紹介しますね!

まずしつけの基本は、ケージやサークルなどのウサギが寝床になる場所は安全だと覚えさせなければなりません。

ごはんを食べる場所や眠ったりする場所は安全でなければ人間だって安心できませんよね。それはどんな生き物ウサギも一緒です。ウサギにとって、そこは安心の場所だと覚えてもらえれば躾やウサギとの生活もとても快適に楽しくなります。

ありがちなのが、ケージは閉じ込められる場所や不快な場所だとウサギが覚えてしまっている場合、ウサギがケージに入らなくなってしまいます。

ケージ外で遊び、ウサギが満足したらウサギをケージに戻すのを繰り返し安心な場所、休憩できる場所ということを教えてあげましょう。自分からケージに入ったらたくさん褒めてあげてくださいね!

おやつや餌で釣っても入らなかったりするのは、コミュニケーション不足や、遊び足らないなどの事が多いのでがんばって下さいね!

ウサギは人から褒められることが大好きなので、自分から何かができた(自分からケージに入る等)、言うことを聞いてくれたなど沢山褒めてあげてください。おやつをあげるなども効果的。

また叱るときは体罰は厳禁です。ウサギは賢い生き物ですので雰囲気や声質などで人間の顔色を伺うことができます。どうしても言うことを聞かず困ったら、手をたたき、ダメ!などを繰り返せば徐々に理解してくれますよ!

トイレの項目で少し触れましたが、トイレのしつけはトイレをさせたい場所に自分の排泄物を置いておくことで早く慣れてくれますが、ケージの外では部屋の隅っこだとより早く慣れてくれます。

名前を呼べば来るは、犬やネコと基本一緒になりますがウサギの好きなモノと名前を関連付けします。褒めるときやご褒美をあげるときなどに名前を呼びながら与えるようにすれば徐々に覚えてくれます。

ただし叱るときは絶対に名前を呼んではいけません。嫌なことと自分の名前を関連付けてしまい、自分の名前を嫌がるようになってしまいます。

・ウサギの感情を知ろう

ウサギってどんな鳴き方をすると思いますか?ピョンピョンはウサギの擬音で一番使われるものですが、ピョンピョンはウサギの跳ねるような移動の仕方を表しているので鳴き声ではありません。

じゃあ、ウサギの鳴き方は?って思いますよね。実はウサギも犬のように感情の違いで鳴き方がかわるんですよ!

ウサギがリラックスしているときは、「クゥクゥ」または「プゥプゥ」というような鳴き方で、ウサギが楽しい、嬉しい!と思う時も「プゥプゥ」と鳴きます。

飼い主の周りで、楽しそうにしている時なんかの「プゥプゥ」は甘えたがっている時のサインなんですよ!飼い主に懐いていて大好きという気持ちを表現しているんですね。

怒っている時と機嫌の悪い時は強めの鼻息を出し「ブゥブゥ」や「シューッ」やキーッ」と鳴きます。これは、思春期のメスが縄張りを意識するときにも使われます。

そして最後に痛い時や苦しい時ですが、実は草食動物は痛かったり苦しい時はあまり鳴きません。これは草食動物が弱っていることを肉食動物に知られてしまうと捕食されてしまうため、じっと堪え弱っていることを天敵にさとられないようにするためです。

しかし、稀に痛みや苦痛を感じて「キュー」や「キー」と鳴くことがあります。この時は注意して様子を見てあげてくださいね。ウサギは痛みや苦痛を隠す動物ですので、少しの変化を見逃すと命取りになってしまうことも少なくありません。

ウサギが自ら苦痛を表現するときはとてもつらいと思って間違いないのですぐに対応してあげてくださいね!

・最後にうさぎ豆知識

ウサギは白い体に、赤い目というイメージが大きいかと思います。しかし、この白い赤目のウサギ、白くて赤い目のウサギは「ジャパニーズ・ホワイト」がそれに当たります。

元々野生にはこの白くて目の紅いうさぎは存在しておらず人工的に作られました。白い毛に赤い目は、体の色素を持たない病気アルビノの特徴です。

しかし、昔の人は明治時代以降の軍国主義で雪に溶け込む軍服として白いうさぎの毛革が重宝されました。その結果、白いウサギが沢山飼育されるようになり、赤い目の白いうさぎのイメージが定着されるようになったとのことです。

いかがでしたでしょうか。ロップイヤーというウサギ。いくつか話はそれてしまいましたが、ロップイヤーについて、皆様の知識の一部になれたのなら幸いです!

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