メモ:「伝七捕物帳が楽しくなる 大江戸タイムトラベル」 でわかったお江戸とは

 

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江戸の広さは江戸城を中心におよそ16キロ四方。人口100万。狭い所にたくさんの人がいたんですね。

東京駅の八重洲北口が遠山の金さんの北町奉行所があったあたり。有楽町駅は大岡越前の南町奉行所があった所。月ごとに交代で仕事をしていました。

外堀通りはその名のとおり、外堀の跡。堀で武家と町人が住むところが分けられていたのです。
で、武家が住むところの外堀に面して北町奉行所がありました。

お白洲には奉行の他に、裁判の内容を記す与力、警護役の同心がいました。

町奉行は旗本がつく事ができる最高のポスト

東京都知事、警視総監、東京地方裁判所長、消防署長などが役割でした。かなりの激務!!

奉行の下には、奉行所直属の役人の与力25人、同心は120人、その中で警察の役割をしているのは14人しかいませんでした。江戸は犯罪が少なかったと聞いた気がしますが、そのせいでしょうか。

「追って沙汰を待て」しか言わない時もあるお奉行。

実は奉行が言えるのは追放まで。遠島とか死罪は将軍の許可が必要でした。

「きっと叱りつける」

こんな処罰もありました。江戸の人は名誉心が強かったので、これだけでもメンツがつぶされる事だったそうです。

岡っ引きは同心が個人で雇った私立探偵

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岡っ引きは町人だったんです。同心が仕事が忙しいので自分の給料からお金を出して雇っていたとか。町の裏も表も知り尽くしてる人が岡っ引きになりました。

黒門町は上野1丁目2丁目あたり。上野には寛永寺の黒門があり、それで黒門町。その黒門は荒川区の円通寺に移されて今も見れます。

自身番は交番みたいな所。武家だけでは手が足りないので町人にまかせた自警団みたいなものだそうで、300程あったとか。

それぞれの町に木戸があり、夜は閉めます。木戸には捕り物道具が置いてありました。

2,3mの木の棒にU字型の鉄型がついた刺股(さすまた)、T字型の鉄型がついた突棒(つくぼう)、やりのような鉄棒にたくさんんのとげがつういている袖搦(そでがらみ)。

袖搦は名前の通り服を搦める物。町人が使うため安全に相手を捕縛できるようになっていたのです。

自身番には町人だけではなく、情報収集のため同心や岡っ引きも頻繁に通っていたそうです。

裏長屋の生活

12ほどの部屋でしきられ、1つの部屋に家族3,4人が生活していました。

4畳半くらいの部屋に1畳半くらいの土間。土間は台所になっていて、かまどなどがあります。長屋の家賃は10匁(もんめ 1万5千)。職人が4日もあれば稼げる金額。

毎朝かまどで炊くごはんの量は一升。一度に1日のご飯を炊き、お櫃(ひつ)に入れ替え、昼と夜は冷ご飯を食べていたのです。

おかずは…ネギを刻んでいれた納豆(たたき納豆)屋が来たり、棒手降り(ぼてふり)と呼ばれる商人から買っていました。納豆は納豆汁に。朝7時頃が朝食時間。

歯磨きも習慣になってました。房楊枝というものを使いました。木の枝を丹念に叩いて先端を細かく房状にしたものです。房州砂という細かい砂に薄荷などをまぜた歯磨き粉もありました。

居酒屋

江戸時代は3時くらいに仕事が終わります。仕事が終わったら行くところは居酒屋。

居酒屋は酒屋が店先でつまみを出したのが始まりで、居て、飲めるから、居酒屋と言ったそうです。

つまみは煮物や豆腐料理。中でも人気なのが竹虎。焼き目をつけた厚揚げに青ネギをかけたもの。サツマイモや大豆などを醤油で煮たにしめ。江戸前のあさりを使ったぬた。

大工や鳶(とび)など汗をかく職人が多かったので濃い味付けが好まれたとか。1皿8文、160円くらいでした。

酒は1合で12文(240円)。水で薄めて出していたらしいです。

十手

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江戸時代から続く十手術の道場があり、そこの師範によると十手は大体9寸27cm、通常懐に入れて持ち歩いてて、捜査の時に十手を見せて、警察手帳のような身分証代わりにしていたとか。刀相手に使う用途では作られていなかったのだそうです。

岡っ引きが主に使うのは約40cmの鉄製目明し十手。同心が捕り物で使うのは約60cm以上の捕物出役長十手(とりものしゅつやくながじって)。

長い十手はお上から同心に貸し与えられたものなので、無くしたら切腹物だったそうで、大変ですね。

やっぱり、昔の事を知るって面白いですね。

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