噛むのかな?ハエトリグモ

   2016/10/07

虫のクモといえば、みなさんどんなクモをご想像しますか?

一時期毒蜘蛛として世間を騒がせたセアカゴケグモやタランチュラのように大きなクモを思い浮かべる方が多いかもしれませんね。そんな怖いイメージばかりあるクモですが、実は益虫と言われるクモがいるのをご存知でしたか?

ゴキブリ最大の天敵アシダカグモは、よく益虫として名前が挙がるので見たことはないけど、名前だけ聞いたことがある方もいるかもしれませんね。

今回はそんな益虫としても知られるクモで、人家でもよく見かける「ハエトリグモ」をご紹介します。

・ハエトリグモは跳ねるような動きの小さい蜘蛛


ハエトリグモは、よく家の中に現れ、正面の大きな2つの目が目立つ小型のクモです

家グモと呼ばれるのもだいたいこのハエトリグモで、たまに床を歩いてぴょんぴょんと跳ねるような動きで歩き回っているクモを見つけることがあれば、それこそがハエトリグモの可能性が高いです。

また江戸時代の頃には、このハエトリグモを使った、鷹狩りの室内版であるハエ取りが流行り、ハエトリグモの事を座敷鷹と呼びました。漢字では蠅取蜘蛛の他に、蝿虎と書くこともできるカッコイイ名前のクモでもあるんですよ!

家の中で見かけるハエトリグモはアダンソンハエトリグモチャスジハエトリの2種類であること多く、家の外で壁に張り付いているのはシラヒゲハエトリであることが多いとされています。

人家に出没するのは他にも何種類かいるようですが、ダントツで多いのはこの3種のようですね。

・ハエトリグモは目が命?種類は多いけど、共通点も多い

種類は非常に多いのでですが、外見的特徴には共通点が多く、知っていればハエトリグモと判断でき、どれも比較的に小型で、徘徊性となります。

ハエトリグモを紹介するに辺り、一番特徴的になるのはまずその眼です。他の種類のクモよりも、大きく発達しており、他種よりも視界に頼った狩りを行います。

前列に4つの目が、正面を向いていて、前中眼が最も大きく、前側眼はやや小さいです。後の4つの目は頭胸部の背面周囲 に並び、小さい。前方に向かう目は、視力がよく、ものの形も分かるとされています。

ものを見るときには、この目でとらえようとするので、ハエトリグモに後ろ から忍び寄ると、体をひねって振り返る様子が見えます。 (Wikipedia、ハエトリグモの項より抜粋)

上記の事から他の種よりも目が発達しているんですね!また、このように目が発達しているからこそ、繁殖時の行動(コミュニケーション)では、雄が雌の前で、前足や、触股を振るようにして独特のダンスを踊り、視界に訴えるような行動をすると言われているんですよ。

・糸で巣を作らないなら、どこで糸を使っているの?

そして主食は名前の通り、ハエを含む小型の昆虫を主食をする益虫と知られ、クモを狙うものやアリを食うものなど特殊なものがおり、更には草を主食とするものまでいるそうで捕獲用の糸を張らず徘徊しながら餌を探します。

糸を全く使わないという訳ではなく、歩くときは常にしおり糸と呼ばれる糸を引いており、ジャンプに失敗などしても地上に落ちる事はありません。卵を生む時も、糸で包んで卵のうのような形にして使います。

また家の掃除をサボっていると、長く紐のようなものが連なったホコリを目にすることがあると思います。あれは、ハエトリグモが、歩くときに常に引きずっている糸に、ホコリがついてできるものだそうですよ!

・益虫だから、小さい虫なら駆除もお任せ

また、人家に出没するハエトリグモは自分より小さな昆虫を主食とするので、ゴキブリの赤ちゃんを食べてくれます。ゴキブリだけではなく、ダニなどの自分より小さい虫や昆虫なら食べてくれます。

チャタテムシなども食べてくれるそうなので、害虫が大量発生して困っている方がハエトリグモをわざと家の中に放してみる、なんて事をしている方もいるようですよ!

それほどまでに、益虫として利用している方が多いという事なのでしょうか。わざと家の中に放すとまではいかずとも、ハエトリグモを見つけたら殺さず見逃してあげれば後で害虫を駆除してくれるかもしれませんね!

いかがでしたでしょうか。アシダカグモのように大きくもなく、大きな害虫は食べれないけど、小さい害虫ならお任せのハエトリグモ。虫が大嫌いな方でも、ちょっとくらい見逃してあげてもいいかなって思ってくだされば嬉しいです!

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