アメリカ ロングトレイルの魅力

 

【ロングトレイルとは】

長距離自然歩道と言う意味です。散歩と登山の中間のような位置づけになるようです。「自然の中を歩く旅」と言われています。

自由な日程で自然や山の中を歩き、夜はテントを張ったり、山小屋で泊ったり、トレイル沿いのトレイルタウントレイルエンジェルというハイカーに好意的な人々にボランティアで宿や食事の提供を受けたりもします。

トレイルタウンでは、装備している食料や水などの補給もできます。
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トレイルエンジェルのもてなし                 トレイルエンジェルの家

又、トレイルマジックと言って、トレイルにクーラーボックスに入った飲み物などを置いてくれていたりします。

無論、トレイルエンジェルの無償提供です。

ここまで読んで何かを思い出しませんか?
そう四国のお遍路さん。
実はここを歩く人はお遍路さん同様、精神的な事で歩いてる人が多いのです。

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トレイルマジック                            トレイルエンジェル設置の給水ポイント

ロングトレイルを歩く人たちは【バックパッカー】

パックパックを背負って低予算で自由に旅をする人々をバックパッカーと呼びます。バックパックとはリュックサックのことです。英語でバックパック(後ろの袋)ドイツ語でリュックザックです。

このバックパックにテント・寝袋・食料(1㎏/1日)・水(2ℓ/1日)・着替・雨具・帽子・靴・薬・調理器具・地図・GPS・トイレットぺーパー等、日数分の必要量を詰めて歩きます。

アメリカのロングトレイルを歩くハイカーたちの平均的な基本重量(水と食料は除外)は大体5~7キロくらいだそうです

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時には、ヒッチハイクでの移動や、次のトレイルポイントまでトレイルエンジェルに送迎して貰う事もあります。

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アメリカのロングトレイルのコース

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アメリカではロングトレイルのコースが整備されています。いくつかの有名なコースが有ります。

美しさではジョン・ミューア トレイル


ジョン・ミューア トレイルの準備から大パノラマの画像迄詳しく紹介されています。

アメリカ南西部 バックカントリーの旅

【ロング・トレイルの映画】

それは、歩くというぜいたくな時間―

40年ぶりに再会した悪友と全長3,500kmの自然歩道”アパラチアン・トレイル”踏破を目指す。

実話をもとに描く大人のための応援ムービー!

「ロング・トレイル!」予告編


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【アメリカの三大トレイル】 

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アパラチアン・トレイル    約3,500キロメーター

ほぼアパラチア山脈の嶺に沿ったトレイルコースです。

大自然を堪能できます。

The Appalachian Trail, National Geographic


自分を見つめ直すために半年間をかけて全行程を歩くアメリカ人を追いかけた番組が2007年9月11日にNHKで放送されています。

http://www.nhk.or.jp/archives/premium/past/201206-4.html

パシフィック・クレスト・トレイル   4,000キロメーター以上

アメリカ=メキシコ国境からアメリカ=カナダ国境まで、アメリカ西海岸を南北に縦走するコースです。

カルフォルニアとオレゴンの州境の風景です。

【BE-PAL】これがPCT(パシフィック・クレスト・トレイル)だ!

byロングトレイルハイカー齊藤正史


アメリカとメキシコの国境から砂漠地帯への風景です。

パシフィック・クレスト・トレイル 2012 FC2 Video


コンチネンタル・ディバイド・トレイル 約5,000キロメーター

ロッキー山脈に沿ったコースで、モンタナ・アイダホ・ワイオミング・コロラド・ニューメキシコの5州をまたいでいます。
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他にもいくつかのコースが有ります。

例えば

グレート・ウエスタン・ループ     11,060キロメーター

アメリカン・ロンゲスト・トレイルと言われます。

アメリカン・ディスカバリー・トレイル 10,940キロメーター

カリフォルニアからデラウェア-まで続く唯一のアメリカ横断トレイルです。

などがあります。

アメリカン・ディスカバリー・トレイル

【世界のロングトレイル】

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カナダやイタリアにも


トランス・カナダ・トレイル        24,000キロメーター

グランド・イタリアン・トレイル      5,954キロメーター

などがあります。

世界の10大トレイル (アメリカを除く)

【費用】

アパラチアン・トレイルの場合

全行程で半年かかりますので、観光・知人訪問B-2ビザが必要です。

(3ヶ月以内であれば、「ESTA」ビザなしで行けるそうですが、3ヶ月を超える場合には、ビザが必要です。)

渡航費・移動費・B-2ビザ取得費(半年の滞在費として約200万円の預金残高証明も必要)・装備等費用

信越トレイルガイドの方が具体的な金額を地図、経由駅・トレイル風景等と共に説明してくれています。

バーチャルトリップへのリンクです。

アパラチアントレイルの旅をシミュレート

【日本のロングトレイル】

欧米やアメリカから始まり、日本にも輸入されてきています。

2000年頃からトレイルの整備がはじまり、70~200kmほどのコースが各地で誕生しています。

今では世界の10大トレイルに選ばれるコースもあります

全行程歩くには短いコースでも3泊4日かかりますが、「セクションハイク」と言って、数回に分けて全行程を歩くようにすれば挑戦しやすくなります。

各コースの説明等は

特定非営利活動法人 日本ロングトレイル協会で詳しく紹介されています。

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費用や手続きの利便性を考えると日本のコースもおすすめかもしれませんね。

【注意事項】

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登山よりは難易度が低いと言っても、自然の中を歩く旅ですから、ルールやマナー、装備の必需品等準備・知識をきちんと理解することもロングトレイルを成功させる必要条件です。

ユネスコの世界遺産・サンティアゴ巡礼の道(スペイン)や日本の四国遍路や熊野古道などもロングトレイルとして認識されています。

大自然に回帰して人類も野生の原点に立ち帰って、本来の生き方を見つめ直す事はとても大事な事のように思えます。

大自然に導かれるか、信仰を通して魂の理想を目指せるか、どちらもまさしく人生のロングトレイルですね。

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