成長したらどうなるの?ハナカマキリ

 

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ハナカマキリ(英語名:Hymenopus coronatus/orchid mantis)はランカマキリとも呼ばれていますが、ランを英語でorchidと書くのでその言葉が入っていますね。

ハナカマキリは、その形態がランの花にかなりよく似ている擬態の昆虫です。擬態を持っている昆虫は、敵から攻撃を受けないよう周囲に溶け込むために役立っていると言われています。
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擬態を持った昆虫だと代表的なのがナナフシですよね。じっとしていると木の枝と見間違えますよね。
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ハナカマキリは見事にランの花に溶け込み見間違えるほど見事と言われています。メスのランカマキリは、色がランと同じでピンクとクリームがかった白の可愛らしい色です。メスはオスよりもかなりの大きさがあり、メスはまさに優雅なランの擬態と言えます。

残念ながらハナカマキリは日本には生息していません。インドシナ半島やフィリピンなど東南アジアの熱帯雨林が生息地です。

ハナカマキリはネット上でも販売されています。優雅な擬態をもつ昆虫だけにファンが多いですよ。そこで、ハナカマキリの飼育と繁殖について紹介します。参考にしてください。

ハナカマキリの飼育

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飼育するときの温度は、22度から28度です。最低でも20度以上の温度を維持しないとハナカマキリは死んでしまいます。常温での飼育はできないので温度の管理が必要ですね。

ただ、ハナカマキリは幼虫から成虫まで飼育していくことはそれほどむずかしいことではありません。

また、目の前に見える虫は一通り襲って食べてしまう習性があります。共食いもしてしまうことも多々あるので、一匹一匹別々に飼育していくことになります。

幼虫から成虫への変化

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まだ生まれたての幼虫のハナカマキリは、赤と黒でランを思わせるような色合いではありません。この赤と黒の色は、現地に生息しているカメムシを擬態しているようですが、手足はすでに花びらのようになっています。幼虫の時から擬態しているんですね。

そこから脱皮することでランの擬態に変化していきます。さらにそこから成虫になっていくほど白一色に変化していきます。

ハナカマキリのオスとメスの違い

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成虫の場合だと、ハナカマキリのメスはだいたい7cmぐらいになります。一方オスはメスの半分弱と小さいです。また、色合いもメスの白とピンクの派手な色合いと違って、地味な色なのですぐ判別がつきます。

ハナカマキリの繁殖

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交尾させるためにオスがいる中にメスを放しますが、このときにちょっと注意が必要かもしれません。というのも、メスはオスを食べてしまう可能性もあるからです。オス側は自分が食べられないように慎重に近づき交尾をします。

メスがオスを食べてしまうことはめずらしいことではないので、オスは数匹多めに用意しておくといいかもしれませんね。

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ハナカマキリは幼虫から羽化するまでには1か月近くはかかるようです。また、ハナカマキリは成虫になってからなら4週間から8週間ほど生きます。

寿命は7か月から8か月ですが、あくまで飼育状態が十分であることが条件になってきます。

亜熱帯雨林で生息しているハナカマキリです。湿度やエサなどもしっかり管理して飼育していくことが大切ですね。

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