ピラカンサの実にはレンジャクが大量に来る

 

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ピラカンサは、よく生け垣や鉢植えなどで栽培されている植物で、バラ科トキワサンザシ属の種類のもので総称してピラカンサと呼ばれています。日本でよく見られるのはトキワサンザシ・タチバナモドキ・カザンデマリなどです。

秋には赤やオレンジ色の果実がつき葉っぱはツヤのある濃緑色で一年を通して目を楽しませてくれます。レンジャクはこのピラカンサスの実が大好物なんですね。

ピラカンサの木に大量のレンジャクが群がる姿を見たこともある人もいると思いますが、レンジャクのその凛とした立ち姿と遠くを見ているような目。立派な冠羽(うかん)に魅了された人もいると思います。

そこで、毛並みや羽の美しさも素晴らしいレンジャクの生態を中心に紹介します。参考にしてください。

レンジャクの生態

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レンジャクは、レンジャク科の鳥の種類をまとめて呼んでいる名前です。レンジャクの種類はヒメレンジャク・キレンジャク・ヒレンジャクの3種類です。

体長はだいたい約15センチから約18センチ強。体つきががっちりとして太く柔らかい羽毛をまとった鳥です。雄と雌はだいたい同じ色で体全体は褐色や灰色ですが、雄の喉のあたりと胸部は黒の境界線がはっきりしています。

また、ヒメレンジャクには特徴があり羽の先に赤い模様がついています。

どの鳥も頭の上や後頭部に長く伸びた羽毛といわれる冠羽をつけているのが特徴です。一般的な鳥とは一線を引くようなりりしさを感じる鳥ですよね。

レンジャクの意味は?

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漢字では<連雀>と書きます。その名前の通りレンジャクは仲間を連れだって、どこからともなく大量に現れる鳥で、そんな群れをなす行動からつけられた名前のようです。

実をなくなるまで食べつくしたらまた食べ物を求めて移動していきます。基本的に単独行動ではなく群れをなして行動します。ただ、レンジャク自体の個体数は少ないんですよ。

主食は果実を食べますが、繁殖期に入ると花や樹液や昆虫も食べて栄養をたっぷりつけ、繁殖のために北へと渡っていきます。

レンジャクの巣は樹木の上におわんの形をした巣を作り卵は4個から6個産みます。

レンジャクはどこで見られるの?

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日本全国だいたい見られますが、レンジャクの好物の実がなるピラカンサやネズミモチ、ヤドリギ・キヅタ・ナナカマドなどの木があるところよく見られると言われています。

東京都では多摩部の都立公園の一つ東京都八王子市にある小宮公園。園内のヤブランの実を食べるレンジャクが見ることができます。公園の中には標高約160mの丘陵地にある林道をバードウォッチングをしながら散策することができます。

ただ、レンジャクは神出鬼没の鳥。いつでも見られるわけではないようですよ。

小宮公園は、八王子駅から歩いて約30弱。小高い丘陵が特徴です。
入場料:無料
営業時間:9時~16時30分(夜間閉鎖)

以上、レンジャクについて紹介しました。


レンジャクの鳴き声は、がっちり太目の体つきとは正反対にやや甲高く、可憐な声で「ヒーヒー」や「チーチー」などといって鳴きます。

バードウォッチングなどでレンジャクを見かけたら、シャッターチャンスを逃さないよう静かに撮影するようにしたほうがいいかもしれません。

レンジャクは、ちょっとした音に敏感で群れごと飛び去ってしまうことがよくあります。慌てずお目当てのレンジャクを決めたら適度な距離を開けて撮影してくださいね。

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