冬の空のとても明るい星 シリウス

 

寒い冬の夜空に吐く息と共に見る星は、情緒もあって空を見上げることで新たな気持ちになったりします。一年の中で冬が一番星がきれいに見える時期ですよね。

冬の空は、空気が乾燥することから水蒸気が含まれず余計に星がきれいに見えると言います。空気中の塵やゴミも風によって飛ばされることからひんやりした空気もよけいに澄み、きれいな星空を眺めることができるようです。

冬の空で見事に輝く星といえば神々しく光るシリウスでしょう。シリウスは英語ではDog Starと別名があり、中国語では天狼星と呼ばれています。ドイツ語では、Siriusと書きますが読みは「ズィーリオス」となるようです。フランス語では、Sirioと書いてシーリョと読みます。

そこで、ここでは、冬の空のとても明るい星、シリウスについて紹介します。

シリウスとは

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シリウスは冬の時期に南の空に見られる星座の「おおいぬ座α星」です。おおいぬ座の中で一番明るい恒星(こうせい)で等星は-1.5等級。冬の大三角と呼ばれる恒星の一つです。

シリウス・オリオン座のベテルギウス・こいぬ座のプロキオンと一緒に冬の空に三角形の形を成して輝く星です。

シリウスがあれほど明るいのは?

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シリウスは、地球からの距離は約8.6光年といわれています。秒速が約30000kmの速さで進む光で8年半かかる距離です。これは天文学的な見解からいうととても近いらしいです。

この地球からの距離の近さが明るく見える要因のようですね。よく地球のお隣さんの星という表現が使われますが、それほど近いということのようです。

もう一つ明るいとされる理由に、シリウスは太陽よりも約2.5倍の質量ということ。さらに表面温度が約10000℃とかなり高温のため青白くみえることからより明るく輝くようです。

表面温度の高低によって星の色が決まるので、温度の高い星は青く見えて、逆に温度の低い星は赤く見えます。

ネットで騒がれたシリウスの爆発

シリウスが爆発することで地球が危険というような話がネットで騒がれていた時期がありました。そもそも超新星爆発は、太陽の8倍以上の質量を持っている恒星でないと起こせないということから、シリウスの持っている質量では爆発は起こせないと考えられています。

また、太陽が寿命を迎える前にシリウスが爆発をすることで地球がどうなるのかという声もあるようですが、太陽は約46億歳で、シリウスはまだ3億歳とのことです。

ただ、質量の重たい恒星は核融合の進度が速いことから主系列星の寿命としては短く、太陽よりもシリウスが主系列段階を終えてしまうようです。

以上、シリウスについて紹介しました。
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恒星は太陽も恒星の一つになります。ですから一番明るい恒星はシリウスではなく太陽ですよね。太陽についていろんな神話があるようですが、シリウスにもそれぞれの国で神話のような話が残っています。

何よりあれだけ明るい星のために、シリウスは神のように崇められていたようです。遠い空で群を抜いて輝く星に、昔の人が神秘の力を求めていたとしたら、わからないでもないですよね。やはり星というのは人の心を動かす何かを持っているように思います。

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