帯状疱疹の原因にもなる水ぼうそうにかからないようにするには

 

水ぼうそうというキーワードを聞くと、【あとが残る病気】【人に感染る】イメージを抱く方が多いかと思います。しかし実際にはそれだけではないのです。

生まれたての赤ちゃんが感染してしまうと場合によっては亡くなってしまったり帯状疱疹の原因にもなってしまうのです。今回は、そんな水ぼうそうについてご紹介します。

水疱瘡!どんな発疹?感染力は?対処は?実際の体験談もご紹介♪


水ぼうそうって?

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水ぼうそう(水痘・水疱瘡とも書かれる)とは、『水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の感染によって発病する伝染病』です。ワクチンが定期接種となる前は年間80~100万が発症し、毎年4000人が重症となり入院していました。

潜伏期間は約2週間程度感染力は非常に強く、兄弟で誰かが発症すると免疫のない兄弟は9割以上の確率で発病するといわれます。

水ぼうそうの症状は?

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成人では発疹の出現前に発熱や全身のだるさ
を感じることがありますが、小児では通常発疹が最初に見られます。

発疹は全身でみられ痒みがあり、赤みやぷっくり盛り上がった皮膚になり短時間で水疱が見られます。そこからかさぶたのような状態になりやがて落ち着いて行きます。ことときにかゆみでかきむしってしまうと水疱がつぶれ、痕に残ってしまいやすくなるので注意が必要です。

水ぼうそうの治療

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まずは医師の診察を受けることが大前提です。診断後に処方される抗ウイルス剤などで症状を抑えることが可能です。少しでも「コレって水ぼうそうかな?」と感じたらすぐに病院へ受診をするようにしてください。

帯状疱疹ってなに?

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日本では年間約60万の人々が発症し、再発は1~5%といわれています。小児でも発症することがありますが、50~70代にかけて発症しやすい時期があります。

水ぼうそうと違い神経の走行に沿って現れるところが特徴です。

また、水ぼうそうの合併症として水ぼうそうが回復した後にウイルスが神経組織に入り込み、複数の原因により神経組織から皮膚へと逆戻りしてしまうことで帯状疱疹を起こしてしまうことがあるのです。

帯状疱疹の治療は?

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主に痛みに対しての治療が中心
になります。抗ウイルス剤を利用して帯状疱疹ウイルスの増殖をできる限り抑えます。状況によっては入院する場合もありえます。

水ぼうそうの掛かりやすい時期は?

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毎年11
月頃から流行り始め、春先にかけ増加していきます。逆に帯状疱疹では夏が多く、冬は少なくなる傾向が見られます。

妊婦の水ぼうそうは特に危険!!

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妊婦は胎児を守る(胎児を異物として攻撃しない)ため、免疫がやや弱くなっています。そのため妊婦が水痘にかかると、重症になりやすく、また胎児には【先天性(せんてんせい)水痘(すいとう)症候群(しょうこうぐん)】といわれる障害を抱えた子が生まれることがあります。

分娩の前後に母親が水ぼうそうにかかると、新生児には母親からもらうはずの免疫がないために重症になり、3割もの死亡率となってしまいます。

ワクチンをしっかり受けて!!

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健常な小児では1回の接種で95%に免疫ができます。現在のところ理由は不明ですが12歳以上では免疫ができにくいことがわかっています。

基本的に水ぼうそうワクチン2回接種するようになっており、2回目は1回目から3~6ヶ月後に行うことをお勧めします。

帯状疱疹予防に水ぼうそうワクチンが効く?!

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アメリカの研究で、水ぼうそうワクチンが帯状疱疹の発症を抑えるという結果がでました。日本の水ぼうそうワクチンはそのまま帯状疱疹予防ワクチンとしての役割をはたすことも期待できるようです。

いかがでしたか?確かに怖い病気ではありますが、現在ではしっかりとワクチンで対策をとることができるようになっています。

水ぼうそうだけに限らず、しっかりと自分や周囲の人に感染ることが無いようにしっかりと対策をし、万が一にも体調の変化を感じたときには早めに病院へ行きましょう。

【引用・参考文献】
医療法人及川医院
国立感染症研究所

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