なんと品種改良されていたメダカ

 



中央線三鷹駅に流れる駅のチャイムには「めだかの学校」のメロディが流れます。メダカは日本人にとても馴染みのある、身近な魚です。

一時期は絶滅が心配されるほど数が減ってしまいました。今でも完全に数が増えたとは言い難い状況ではありますが、今や金魚をしのぐとまで言われるほどのブームとなっています。

メダカとはどのような魚なのでしょうか。

<メダカとは?>

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ニホンメダカは、ダツ目 メダカ科(アドリアニクチス科)に属する魚であるミナミメダカ Oryzias latipesと、キタノメダカ Oryzias sakaizumii 2種の総称で、体長 3.5 cm 程の淡水魚です。

蚊の幼虫であるボウフラを食べることから益魚とされています。もともと日本の水田近くの小川などに普通に暮らしていましたが、農薬の使用や、水の用排分離が進んで水田に侵入することが難しくなったことなどが激減してしまった主な原因です。

絶滅危惧種の報道が、かえってメダカブームに火をつけたともいえます。

<品種改良>

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メダカは通常灰褐色のボディに、背中の暗褐色の線が入ったものなのですが、突然変異によって、いくつかの色になり、中には色素を持たないものもいます。

これは脳や内臓まで透けて見えることから、実験用として重宝されています。突然変異で出現した色のメダカを掛け合わせる手法で、江戸時代から品種改良が行われてきました。

<メダカを飼うには>

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メダカは自然界での寿命は1-2年ですが、飼育下では長いもので3-5年生きると言われています。

インテリアとしてプラケースやペットボトルで飼育している方もいらっしゃいますが、入れ物が小さいほど当然のことながら水質の悪化や温度変化が激しいので、できれば最初は30㎝程度の水槽から始めることをお勧めします。

強い水流を好まないので、エアレーションやろ過機は匹数が少なければ必要はないですが、週1回程度1/3程度の水を替えてあげましょう。カルキ抜きもお忘れなく。

エサは市販のもので十分です。

<メダカの病気>

メダカの病気としては、白点病、尾ぐされ病、イカリムシの付着、水カビ病などがあります。

市販の薬で薬浴させたり、水温を保つなど結構大変です。まずは病気にさせないように、いい環境作りを心掛けましょう。

<メダカの種類>

意外に種類が多く、黒メダカ、ヒメダカ、青メダカ、白メダカ、アルビノメダカなど。

その中でもダルマメダカは、金魚のように体が丸くよちよち泳ぐ姿で人気がありますが、通常のメダカに比べて、脊柱骨が少ない品種で、他のメダカと比べて早く泳げないことや、体形から内臓を圧迫することなど、非常に飼育が難しく、長生きさせるのは至難の技と言えるでしょう。

最近は品種改良が盛んで、写真で見たら「錦鯉」と見まごうほど鮮やかな色合いのものもあります。
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メダカが生息するのに適した環境は、結局は人にも優しい環境だと言えるのです。よほどの高級品でない限り、一匹30円くらいから数百円程度で買えます。

インテリアとしてもいいですが、生態系をちょっと考えてみるのにもメダカの飼育はいいかもしれません。

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