ハンニバルの故郷、リトアニアには悪魔博物館がある

 

「羊たちの沈黙」でアンソニー・ホプキンスが素晴らしいハンニバルを演じて以来、何度か映画かされ、ドラマ「ハンニバル」のマッツ・ミケルセンのハンニバルも優雅で見事でした。

そのハンニバルの故郷はリトアニアという設定です。戦争中だったので、悲劇的な事が起き、ハンニバルがああなるという設定なのですが…。

日本の命令に背き、ユダヤ人のビザをたくさん作った杉原千畝もリトアニアにいました。

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リトアニアの切手(杉原千畝)

巷でよく「バルト三国」と呼ばれる国のひとつ「リトアニア」、どういう国なのでしょうか。

<リトアニアってどんな国>

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バルト海(バルトかい、Baltic Sea)とは、スウェーデンとノルウェーがある「スカンジナビア半島とヨーロッパ大陸に挟まれた海です。

ぐるっと囲まれているため、塩分濃度が低く、またかなり気温の下がる地域のため、北部では海が凍ります。

その南東部に位置する三つ並んだ国が「バルト三国」であり、いずれも面積の小さい国ですが、その中ではもっとも広い国土を持つ国がリトアニアです・

<首都>

リトアニアは高い山がなく平坦で、首都は「ヴィリニュス」。人口はおよそ55万人です。リトアニア全体でおよそ325万人ですから、国の1/6の人口が集まっていることになります。

<国旗>

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上から黄・緑・赤の三色旗です。黄色は太陽、光、繁栄の色、緑は自然の美しさと自由と希望の色、赤は祖国のために流された血の色を象徴しています。

リトアニアの国名の由来は、かつて国土だった所を流れていたネマン川上流域の古い名称のリエタ Lieta 「流れるという意味」の言葉が訛って、さらに国名を表す「-ia」が付いて出来たという説もあれば、Lietuva「海岸」から来ているとする説もあります。

<特徴は?>

リトアニアは小さな国土ですが、旧ソ連の影響力や、厳しい寒さ、アルコール依存などの影響で、自殺者が多い、EU諸国で一番殺人発生率が高いなどマイナス面ばかりが強調されますが、美人が多い、昔リトアニアの首都であったカウナスにある、冒頭でも触れた「杉原千畝」の執務した元領事館が記念館となって保存されている、ビーツを使った色鮮やかで優しい味のスープなど、実は観光に食事にとても楽しい国でもあるのです。

<観光>

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治安に関してはネガティブな情報が流れていますが、外務省の治安情報でも注意喚起などは出ておらず、現地で暮らす方の情報などでも治安の悪さを感じることはあまりないようです。ただ、街灯が少なく、夜のひとり歩きなどは明るいところ以外は慎んだほうが良いでしょう。

東欧諸国やバルト三国の中でも特に近代化が進んだ国でもあり、また、古き良きヨーロッパの佇まいを感じさせる場所が随所にあります。

ヴィリニュス市内の教会は市内散策がてら楽しめます。湖に浮かぶトラカイ城、シャウレイの十字架の丘など盛りだくさんです。

特にここの悪魔博物館は世界一の収蔵率をほこります。入館料は安いらしいですが、写真料がお高いみたいです。愛想も悪いみたいですが、リトアニア人は外国人に愛想が悪い所があるみたいですね。

移動にタクシーを使う場合には流しのタクシーはぼったくることが多いので使わないほうが賢明です。

<言語>

公用語はリトアニア語ですが、国民の大半が母語以外の言語を話すことができるそうです。おもにロシア語ですが、医師などはほぼ英語が堪能です。また、若い世代の方は英語が比較的通じるようです。

<気候>

真夏にはまれに30度以上になることもありますが、基本的に寒冷地だとお考え下さい。夏だからと言っても天候の悪い日や朝晩は冷え込むことも多いので、必ず一枚羽織るものをご用意ください。

<リトアニアへはどうやって行く?>

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日本からリトアニアまでの直行便がないため、他のヨーロッパの都市を経由します。通常フィンランドのヘルシンキを経由することが多いようです。

国内での移動には、鉄道もあるのですが、日本の都市部のようには発達しておらず、便数が限られることもあり、あまりお勧めできません。その代わりにバス網が発達しており、便数が多くて便利です。

長距離バスの国際線があり、陸続きで周辺の国からの入出国が可能です。

<とにかく背が高い>

男女ともに世界で一番背が高いのはオランダ人ですが、リトアニア人も男性が7位、女性が9位とかなりの高身長です。このためか否かは定かではありませんが、バスケットボールが大変盛んで、現在世界ランク6位です。

また金髪の割合が高ことでも知られています。現在、地球上での金髪率は1.8%に過ぎません。その中で30数%が金髪であるということはかなり高い数値ではあります。

<物価>

基本的に日本より割安です。また、EU加盟国のためユーロが使えます。

日本でもそうなのですが、あまり観光地化され過ぎると面白味が失われがちになってしまいます。その点、程よい感じで良き伝統が残っているリトアニアには、大きな魅力が残されています。

一度、リトアニアを旅行プランのひとつに加えていただければ幸いです。

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