素晴らしきかな マスジェデ・ナスィーロル・モルク 他にも魅力的なモスクがいっぱいのイラン

 

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皆さまは「イラン」と聞いて、何を連想するでしょうか。「イスラム教」「モスク」「砂漠」「石油」など漠然としたイメージしかない方が多いと思います。

砂漠で酷暑のイメージがありますが、場所によっては冬に積雪があり、女性の肌の露出が厳しく制限されたり、非常に親日国であり、皆親切で治安が大変良いなど一部イメージと異なる部分もあります。

でも、突出しているのは、何といっても魅力的なモスクの数々です。

<イランとはどんな国?>

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昔、社会科の授業で「アーリア人」というのを聞いたことがあると思います。この「アーリア人」を意味する言葉が「イラン」という国名になりました。

正式にはイラン・イスラム共和国(イラン・イスラムきょうわこく、ペルシア語: جمهوری اسلامی ایران‎)といいます。公用語はペルシャ語です。

先日、テレビ東京系の「モヤモヤさまぁ~ず2」でペルシャ語の表記であるアラビア文字の書芸教室が取り上げられていて、その文字のあまりの美しさに驚きました。

日本イスラーム文化交流会館
住所:東京都品川区東五反田3-17-23
電話:03-6277-3561

<首都>

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イランの首都はテヘランです。東京都とあまり変わらない人口を有し、大都市圏を形成しています。

東京と同様とまではいきませんが、地下鉄網も整備されつつあります。日本と同じように、二階建車両や、女性専用車両があったりします。

バスやタクシーももちろん便利なのですが、特筆すべきなのは、渋滞の影響を受けないBRT(Bus Rapid Transitの略)と呼ばれる特別路線バスがあることです。

これは、バス専用レーンを走るので、渋滞に巻き込まれることがなく、渋滞解消のため導入されたものです。また、一部路線ですが、終夜運転されています。つまり24時間営業です。

<見事なまでのモスクの数々>

表題にもあります、マスジェデ・ナスィーロル・モルク・モスクは、別名ピンクモスクとも言われ、その美しさに圧倒されます。テヘランから飛行機で一時間半ほどのシーラーズという街にあります。

何といってもステンドグラスが特徴的で、抜けてくる光線が、この世のものとは思えない色彩を放ち、特に早朝の朝日が差し込む光景は、心を異次元に連れていってくれそうなほどです。


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見事なモスクは他にもあります。エスファハーン市という、人口約160万という大きな街です。

かつての繁栄は「エスファハーンは世界の半分」とまで言わしめたほどです。「イランの誇り」と言われている場所でもあります。エマーム広場は世界遺産にも登録されています。

そしてジャーメ・モスクも世界遺産に登録されています。マスジェデ・ナスィーロル・モルク・モスクがピンクなら、こちらは入口部分の青いタイルが印象的です。

そこから空を見上げると、タイルの青が空と同化して、天空への入口のようにさえ思えてしまいます。

<世界遺産>

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イランには17か所の世界遺産があります。ペルセポリスという名前を聞いたことがあるでしょう。かのアレクサンドロス大王に滅ぼされたペルシア帝国の都跡です。往時の繁栄が偲ばれます。
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タハテ・スレイマーンは、国民の9割がイスラム教徒であるイランにおいては少数派である別名「拝火教」とも呼ばれるゾロアスター教の聖地跡です。

クイーンのボーカルにしてピアニストのフレディ・マーキュリーが信仰していたとされ、彼の葬儀もゾロアスター教で行われました。

その他にも、ペルシャ帝国の最初の首都であるパサルガダエなど、見ごたえのある世界遺産が盛りだくさんです。

<ペルシャガラス>

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イランと言えば、すぐにペルシャ絨毯が連想されますが、ペルシャガラスというのがとても有名で、奈良の正倉院にも納められているほど歴史が深く、しばしば展覧会が催されます。

吹きガラスのため、同じものはひとつとしてない味わい深いもので、普段使いしたいものです。

<バザール>

イランと言えばバザールは外せないところです。タブリーズのバザールは、中東最初のバザールにして、世界遺産に登録されています。でもタブリーズまで行かなくても、首都テヘランにもバザールがあります。

ペルシャ絨毯からケバブ、チャイまで、迷宮に紛れ込んでしまったかのような体験ができます。
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<イランへのアクセス>

現在イランへの直行便はありません。トルコ航空はイスタンブール乗り換え、エミレーツ航空ではドバイ乗り換え、カタール航空はドーハ乗り換えということになります。

何だか縁遠いイメージがありますが、日本の石油輸入量が四位のイラン。でも「イラン」ではなく「ペルシャ」と聞けば、毛がフサフサな「ペルシャ猫」や鮮やかな「ペルシャ絨毯」、「ペルシャガラス」、「ペルシャ湾」「ペルシャ帝国」と、結構頭に浮かんできます。

実は治安もよいイランに出かけてみませんか。

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