可愛くて珍しいオオミミトビネズミ

 

19702-long-eared-jerboa
どうですか。愛らしい姿をしているでしょう。その可愛らしさから「砂漠のミッキーマウス」と呼ばれています。モンゴルから中国の砂漠地帯に棲んでいます。

生態があまりよく分かっておらず、長生きさせるのは至難の業ですが、まずは彼らがもともと生まれ育ったのが砂漠であるということから、どういう環境にしてあげなければならないのかを慮るところから始めてみましょう。

<オオミミトビネズミとは>


オオミミトビネズミとは、齧歯目(ネズミ目)Rodentia 科: トビネズミ科 Dipodidae 全長:体長7-9cm 尾長15-16cm 寿命:野生で2年以内とされていますが、詳しいデータがありません。

冒頭にも述べたように、モンゴルから中国にかけての砂漠に暮らしています。英語ではLong-eared Jerboaと言います。このJerboaという言葉は、トビネズミ一般に英語では使うのですが、トビネズミは世界で11種類が確認されています。

ミユビトビネズミやヒメミユビトビネズミ、イツユビトビネズミ、耳の長くないコミミトビネズミなどがいます。生息域はやはりアフリカなどの砂漠に暮らしています。

2000年に日本で紹介されてからブームとなり、「動物奇想天外」や「ナイナイサイズ」などでも取り上げられました。

耳が長いことから雰囲気的には「フェネック」にも少し似ていますが、フェネックはキツネの仲間です。

<身体的特徴>


後ろ脚としっぽが長く、手は使わずカンガルーのようにピョンピョン跳ねる姿がとても愛らしいです。この跳躍力が発達しており3mも飛び、時速40㎞で走ります。

そして、特徴的なのが、大きな耳です。これは、夜の砂漠の中で、昆虫などのエサを見つけるために発達したとされています。

体も砂漠という厳しい環境に適応しており、水をほとんど取らなくても捕獲したエサなどの水分で生きることが出来るようになっており、尿の水分さえも無駄にしないよう、体の中で濃縮され、強い酸性を示します。

あまり生態が分かっていませんが、珍しい生き物のためか、乱獲により数が激減しており絶滅危惧種に指定されています。

<ペットとして飼うことはできるか>

nezumi3
たまにペットショップでも売っていますが、まだまだ生態が解明されていないことが多いこともあり、非常に高価で現在では一匹10万円前後します。

まずトビネズミの仲間は砂漠で暮らす生き物です。従って日本のような高温多湿を嫌うのです。

まずケージは90㎝×45㎝程度の大きさを用意してください。そして大切なことは、メッシュ状の床では足を怪我する恐れがありますので、踏ん張りのきく砂を敷いてあげてください。

食物から採る能力に優れていますので、水や生野菜を与えすぎるとお腹を壊してしまいます。自然の中では昆虫や植物の根などを食べています。エサは小鳥やハムスターなどのもので十分です。



夜行性ですので、昼間は静かな環境を作ってあげてください。小さくて非常に環境の変化に敏感です。

オオミミトビネズミよりさらに小さいコミミトビネズミに至っては、人間が触ることもストレスになってしまうので、完全に観賞用の生き物だという方もいるくらいです。

とても可愛らしい動物ですが、絶滅危惧種です。万全の体制を整えてあげてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。