リニューアル としまえん

 



流れるプールを世界で最初に設置したのが、練馬区にある「としまえん」です。関東方面にお住まいの方なら、そのCMの斬新さをご存じの方も多いことでしょう。

プール冷えてます」「山崎はいい人だ」、東京都が世界都市博覧会を中止したことをパロって「とし博開催決定」、大江戸線の練馬駅までの延伸開業にちゃっかりあやかり「としまえんにすごいマシンがやってくる!! 構想25年、総工費2,600億円、地下最深41.7mを疾走! その名も都営地下鉄12号線」と枚挙に暇がないほどです。

でも冬場のプールを釣り堀にしたり、シネコンがあり、「豊島園 庭の湯」という温泉施設まで揃っていて、まさに大人から子供まで楽しめる場所です。

この11月には開園90周年記念事業として、子供向けフィールドアスレチック施設「子供の森」をリニューアルオープンさせました。

でももともとこの場所はお城だったということをご存じでしたか?

<練馬城>

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この地には、かつて室町時代に築城された練馬城がありました。豊島左近太夫影村の居城だったことから、その名前を採って「豊島園」と名付けられました。よく「練馬区にある豊島園?」などと言われますが、隣に豊島区があることからややこしくなっています。

さらにややこしくさせているのは、もともと練馬区は板橋区の一部でしたが、旧北豊島郡練馬町・上練馬村・中新井村・石神井村・大泉村が合併して練馬区となりました。現在の板橋区に、旧 北豊島郡の名残で「豊島」という地名があります。

太田氏との戦いに敗れ廃城となった後、長く雑木林や畑作地でしたが、樺太工業(後の王子製紙)専務であった藤田好三郎が自身の静養地として購入、その後も次々と近隣地を入手していきましたが、近くに石神井川が流れる景勝地であったため、また一般市民に運動と園芸を大衆に広めようと、開放することになりました。1926年(大正15年)部分開園したのが、現在のとしまえんの始まりです。

<冬はプールが釣り堀に>


東京や埼玉を中心に、シーズンの終わったプールを釣り堀として再利用している施設があり、としまえんでも行われています。その名も「としまえんフィッシングエリア」です。

子供たちの黄色い声が去った後の学校のプールのように、藻が生えていますが、ニジマスやイワナ、練馬サーモンなどが釣れます。バーベキューコーナーもあり、釣った魚をそのまま焼いて食べることができます。ただし、捌くのもセルフサービスです。

ちなみに、藻が生えるくらいなら、水を抜いたほうがあとが楽なのでは、と考えがちですが、紫外線が塗装を痛めてしまうので、むしろ水を張ったままの方がよいのだとか。

<子供の森>

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開園90周年を迎えたとしまえんでは、記念事業として子供向けフィールドアスレチック「こどもの森」をリニューアルオープンしました。巨大な樹をイメージした空中庭園や、昨今一般の公園などでも増えている健康遊具などもあり、親子三代で楽しめる施設となっています。

また同日、木製立体迷路「トリックメイズ」もオープンしています。ただ乗って移動するのではなく、親子で体を動かしていく体験型の施設が充実しました。

<コスプレの聖地>

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としまえんでは、様々なコスプレをして撮影するということがムーブとなっています。そしてジャパンコスプレフェスティバルも開催されています。

詳しくはJCF(ジャパンコスプレフェスティバル)公式ホームページを。

昭和30年代には、石神井川を中心に長閑な景色が広がっていた豊島園のあたりも、大江戸線が延伸開業した今ではマンションの建設ラッシュとなっています。つまり、これから子供の数が増えていくということです。親子で楽しめる施設の充実はうれしいかぎりです。

季節によっては桜やアジサイなどの花も楽しめます。

としまえん公式ホームページ

住所:東京都練馬区向山3-25-1

電話:03-3990-8800

最寄駅:豊島園(西武線)駅[出口]から徒歩約1分

中学生以上 1000円/小学生 500円

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