いつもハリを立てているわけではないハリセンボン

 

ハリセンボンはフグ目ハリセンボン科に属しています。実際に針は300~500本程度です。大きなヒレが特徴で泳ぐときには激しくヒレを動かすのが特徴です。熱帯魚として飼育する事も可能です。

【ハリセンボンの生態】


・生息地
ハリセンボンは北海道〜九州南岸の日本海、東シナ海、太平洋沿岸、屋久島、琉球列島、瀬戸内海には少ないです。

朝鮮半島南岸、済州島、台湾南部、広東省、海南島、世界中の熱帯〜温帯域の広域に生息しています。岩礁や砂泥底、サンゴ礁などで生息しています。

・大きさ、餌
オスは2歳、メスは3歳で成熟すると言われています。大きさは1歳で全長25㎝前後、2歳で40㎝前後、3歳で50㎝前後に成長します。

餌については、ショップで飼育されていたハリセンボンにはクリルや乾燥エサを与えますが、餌を好まずに餓死する事もあるそうです。水質や水温にも餌を食べない理由が関係しているといえます。

野生のハリセンボンはヤドカリ・小さなカニ・ハゼなどの小魚・モエビ・アサリなどを食べます。

・毒(テトロドトキシン)
食用としても用いられるハリセンボンですが、フグ目に属しているため毒があるのではないかと心配に思います。

しかし、ハリセンボンは毒を持っていません(例外として卵に毒を持っている事があります)。ですから、フグの毒で有名なテトロドトキシンももちろんありません。

毒がないかわりに胃袋に水をため込み体が膨らむ事によって針が立ち、敵から身を守っています。針を立てた後はすぐに再度針を立てる事は出来ません。

「ハリセンボンが水中で膨らむ瞬間&泳ぐ所を撮ってみた」

【ハリセンボンの不調】


海で暮らすハリセンボンの口の中には寄生虫(主にウオノエ)が張り付いている事が多いです。

一般的にウオノエは魚に悪影響を及ぼす事はないのですが、大きな餌を好むハリセンボンには寄生虫が口の中にいる事によって、餌を食べる際に邪魔になります。飼育をされる場合寄生虫を発見したら取り除いてあげる事が大切になります。

ウオノエの他にも寄生虫が張り付く事があります。中には吸血作用を持った寄生虫もいるため、体力低下や衰弱につながる恐れもあるため寄生虫の確認はハリセンボンを飼育する上でとても大事になってきます。

ハリを立てたハリセンボンはとても可愛らしいです。スキューバダイビングで見つけるとすごく嬉しいらしいですよ。

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