この黄色い花の草は何?ノゲシについて

 

春から秋にかけて長い間咲いている黄色い花の草を見たことがありますか。

ノゲシといいます。アキノノゲシとよく似ていますが、アキノノゲシは、花びらが白くて真ん中が黄色になっています。ノゲシは、花びらも真ん中も黄色い花を咲かせます。

ケシの仲間ではなく、葉が似ているだけで和名に使われています。ノゲシは、別名ハルノノゲシ、ケシアザミともいいます。そんなノゲシについて調べてみました。

ノゲシとアザミ、タンポポの違い

ノゲシによく似ている植物があります。アザミとタンポポです。アザミもタンポポもキク科の植物です。

アザミは、ノゲシと花の色が違います。ノゲシは、黄色の花ですが、アザミは、紫色の花です。葉も違っていて、両方ともとげみたいなものがついていますが、ノゲシは、葉も柔らかくとげに触っても痛くありません。アザミは、葉が固くとげに触ると非常に痛いです。

タンポポとの違いは、1本の茎に咲く花の数です。ノゲシは、茎1つに複数の花が咲きます。タンポポは、1つの茎に1つの花しか咲きません。

ノゲシは肝臓の病気に効く?

ノゲシの種のシリマリンは肝臓を有害物質から守るという働きがあります。

アルコールを大量に飲む人や化学療法を受けているがん患者や肝臓に負担をかけている薬を飲んでいる人に有効とされています。実際にシリマリンをつかったサプリがあります。

ノゲシはどんな植物?

ノゲシの原産地は、ヨーロッパで世界中で見られる外来種です。日本には、中国から麦などの畑作の伝来とともに入ってきました。古くは、食用になっていました。今でも食べている所はあります。

ノゲシは、苦味はきついですが、葉をゆでて食べます。若い芽であれば、そのまま食べることができます。おひたしや、パスタに入れてもおいしそうです。最近、葉はウサギやカメ、草食動物のえさとして使われたりしています。

ノゲシは、秋に発芽してロゼット(葉が地面にくっついている状態)で冬越しをします。春になると黄色いタンポポと間違えるようなきれいな花を咲かせます。なので、ハルノノゲシともいわれています。

ノゲシの花


いかがでしょう。見た目はタンポポと似ていますが、よく見ると違う植物ということが分かります。雑草ですが、食用になったり、サプリになったりしています。

日本のどの場所でも見ることができますので、何度か小さいときに見ているはずです。今後、黄色い花の草があれば、何の花かを注目してみて下さい。

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