カラスノエンドウってどんなの?

 

カラスノエンドウという植物を知っていますか?

ピーピー豆とも呼ばれている小さいエンドウ豆のような花と実をつけるよく道端で見るいわゆる雑草です。

子供の頃、摘もうと思い、手に取ってみたら、沢山のアブラムシが付いていることに吃驚した人も少なくないのではないでしょうか?

しかし、アブラムシを餌にするテントウムシの幼虫やテントウムシの成虫を一緒に観察することもできますよ。

■カラスノエンドウでピーピー笛を作ってみよう!■

カラスノエンドウでは笛が作れることを知っている人も多いのではないでしょうか?

【動画:ピーピー豆の鳴らし方】


1、まず、鞘をとります。
2、中の種を全て取り除き、中を綺麗にします。
3、再び閉じて、鞘の反対側を唇に挟んで、音をならします。

実にシンプルな作り方なので、今度カラスノエンドウを見かけたら、チャレンジしてみたらいかがでしょうか?

お子さんがいらっしゃる方は、事前に試してみて、吹けるようにしてから一緒に作れば、お子さんからちょっと尊敬されたりすることが出来るかもしれませんね。

■カラスノエンドウとは?■


実は、ヤハズエンドウが植物学的には標準的に用いられる和名ですが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名で親しまれています。カラスのような真っ黒い実をつけることからの命名だそうです。

日本での生息地は、本州、四国、九州、沖縄にかけて、いたるところで見つけることのできるいわゆる雑草です。

秋に発芽し、冬を迎え、春になると、60㎝から150㎝もの高さになることもあります。茎には豆科の特徴でもあるつるがあり、近くの植物や物に絡みつくことも。

エンドウの花によく似た赤紫色の花を3月から6月にかけて開花させ、雄しべは雌しべを囲むように10本あります。鞘が黒くなると晴れの日に裂けて、種が勢いよく弾け飛びます。

花言葉は、「絆」「小さな恋人たち」「喜びの訪れ」「未来の幸せ」です。

また、よく似た植物に スズメノエンドウとカスマグサという植物があります。その違いは、 スズメノエンドウはカラスノエンドウよりも小さい花と種をつけます。こちらはその名が表すように、カラスノエンドウよりも小型であることから、この和名になったそうです。

大きい品種がカラスなので、小さい方がスズメとはなんとも可愛らしい命名ですよね。ちなみにこちらの花言葉は、「手をつないで歩こうよ」

カスマグサ、こちらは、カラスノエンドウと、スズメノエンドウの中間の大きさで、見た目はとてもよく似通っています。それもそのはず、カスマグサはカラスノエンドウとスズメノエンドウが自然交配してできた品種です。

「カ」がカラスノエンドウの「カ」、「ス」がスズメノエンドウの「ス」そして、その間に産まれたので「マ」間ということで、カスマノエンドウという名前になったそうです。面白いですね。

さらに興味深いのは花言葉です。
「輝く心」「負けず嫌い」
これは、カラスノエンドウとスズメノエンドウの間に挟まれていて、頑張っているからということからつけられました。

■カラスノエンドウは美味しい?■


カラスノエンドウの原産地はオリエント地方から地中海にかけてと言われていますので、帰化植物ということですね。

古代にはエンドウ豆と同じように作物として作られていたという資料も残ってはいますが、今は雑草とされています。

ですが、食用として調理して美味しく食べることが可能です。特に若芽や若い豆鞘、そして熟した豆を煎って食べると美味とのこと。育ちきってしまった豆鞘は固く筋が残るので避けた方が無難です。

いんげんのように、おひたしや胡麻和え、また、初めての方は天ぷらや他のお野菜と混ぜたかき揚げがお勧めです。天ぷらの際は、タレより塩の方が美味しいとのことですが、お好みで試してみるのがいいかもしれませんね。

子供の頃から親しみ深かったカラスノエンドウが、遠く地中海からやってきたのかと思うと不思議ですね。

古代の人々に想いを馳せながら、カラスノエンドウで笛を吹いてみたり、料理を作ってみたりするのはなかなか興味深いことでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。