抹茶あれこれ

 

抹茶。

茶道だけではなく、お菓子や料理、カフェなどでも「抹茶ラテ」のように、今風にアレンジされたものが広く浸透して市民権を得ているのではないでしょうか? また、日本のみならず世界でも親しまれています。

【抹茶とは?】


公益財団法人日本茶業中央会で定めている抹茶とは「覆い下で栽培された生葉を揉まないで乾燥した碾茶(てんちゃ)を茶臼で挽いて微粉状に製造したもの」とされています。

それだけでは何が抹茶なのかよくわかりませんね。詳しく説明しますと、碾茶(テンチャ)を粉末にしたものが抹茶です。そして、碾茶とは、茶畑によしずなどで覆いをして、強い日差しが当たらないように生育させたお茶の葉のことを示します。

強い日光にさらされないで育った茶葉は通常のものよりも旨み成分が強いお茶になります。さらにその碾茶を茶臼、または機械を使って挽いたものが抹茶とされています。

一般的なお茶よりも手間暇がかかっているため抹茶は高価なんですね。

【お家でもできる美味しい抹茶の入れ方】

動画:おいしい抹茶の点てかた(1分お手軽 朝抹茶)


正式な茶道のように本格的に習うのは大変ですが、お家でも、いくつかの道具をそろえれば気軽に楽しむことが出来ます。

また、和菓子屋さんで、季節の生菓子を入手して、いつもよりもちょっと贅沢な時間を過ごすのも素敵ですし、気軽に羊羹やどら焼きなどと共にカジュアルに楽しんでもいいのではないでしょうか?

〇用意するもの〇

・抹茶
・茶こし(最初に抹茶のダマを失くすのにふるいにかけるためなのでなくてもOK)
・大きめの茶碗(カフェオレボウルなどでもOK)
・茶筅-ちゃせん-
・茶杓-ちゃしゃく-(なければ、ティースプーンやスプーンでOK)

〇立て方〇

1、茶碗に少量お湯を入れて、捨てます。茶碗を温めるためです。

2、空になった茶碗に、抹茶を茶杓に1杯半、ティースプーンは山盛り1杯くらいを基準に茶こしで振るいながら入れます。

茶こしがない方は省いても大丈夫ですが、この作業をする事によって、抹茶のダマがなくなりより美味しく飲むことが出来ます。

3、80℃くらいのお湯(60~70ml)を、ゆっくりそそぎます。

4、茶筅で手早く、かき混ぜます。茶道の作法に乗っとる場合は、最後に水面に「の」の字を書くようにして茶筅を引き抜居て下さい。

茶筅ではなく、お家でもカフェ気分が楽しめる手動ミルクスチーマーで抹茶をたてるということもできるそうです。

ビックリな発想ですが、手元にある、または海外の人におすすめする場合はそういった道具を使ってみるのも悪くない選択肢かもしれません。

5、暖かいうちにいただいてください。


【英語で抹茶はなんていうの?】

抹茶は「Matcha(マッチャ)」で通じます。しかし、「Green tea(グリーンティー)」という風にも呼ばれます。海外、特に英語圏では、煎茶も抹茶もその違いを判別することが難しいようで、一括りにされているようです。

なので、カフェで、「グリーンティラテ」という名前であっても、結局の所「マッチャラテ」だったりするそうです。確かに、緑茶が一般的ではない文化圏でその違いを見分けることが出来る人は相当日本の文化に興味を持っている人ではないと難しそうですね。

茶道の利休も、きっとミルクや砂糖と一緒にされたり、カフェで気軽に楽しめたりするようになるとはきっと想像もしなかったことで、今の状況を知ったら吃驚することでしょう。

一般に浸透し、さらには海外にも広まっていったりすることは、廃れてなくなってしまうよりも素敵なことかもしれませんね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。