赤毛は超貴重

 

赤毛というと、有名な小説の「赤毛のアン」やハリーポターシリーズのハリーの親友「ロン・ウィーズリー」を思い出す人も多いのではないでしょうか。

【赤毛の多い地域とは?】



赤毛は世界では、最も珍しい髪の色と言われています。多くは白人の人に現れる髪色です。ちなみに、全人類の髪の毛の色で、多いのは、黒と茶色です。私達日本人も大多数は黒い髪をしていますね。

一説によると、赤毛を持つ人は全世界の人口の1%未満。赤毛の人はスコットランド、アイルランドに多いそうです。ちなみに、スコットランドが世界で最も割合が多く、13%もの人が赤毛だそうです。

赤毛と呼ばれていてもその色合いは深いワインのような色や、燃えるような赤から、鮮やかなオレンジ色まで様々です。

赤毛の人は最も太い毛質で、最も髪の毛の生える本数が少ないそうで9万本、その反対に金髪の人は最も細い毛質で、最も毛の生える本数が多いそうで、14万本ほど。髪の毛の色によって本数にもこんなに開きがでるなんて驚きですね。

【なぜ赤毛は珍しいのか?】



赤毛はMc1rと呼ばれる遺伝子の突然変異によって引き起こされる劣性遺伝であると考えられています。

劣性遺伝子ということは、赤毛の遺伝子をもつ人同士の間でないと赤毛を持つ子供は生まれてこないことになります。なので、必然的に赤毛の人が少ないという状況がうまれるのですね。

【どうして差別の対象になったのか?】

動画:赤毛


イギリスのヘンリー王子でさえ、ウィリアム王子と比べて赤いということでイジメられたこともあるというそうです。

イギリスでは、ginger、ginga(ジンジャー)呼ばれれ、からかわれたりすることも。今ではreddish(レディシュ-赤味がかった-)と表現されているそうです。

その原因は、赤い髪を持つ人は一般的な白人の人と比べても皮膚の色が薄いため、青白く不健康そうにみえるそうです。そして、遺伝的な体質により、紫外線に過敏になりやすく、顔だけでなく体にもそばかすやシミができやすくなっています

また、黒髪を持つ人に比べて、痛みを感じやすい要因の遺伝子も持っているのではないかとも。それを踏まえて、「赤毛の人は体質的に虚弱で、遺伝的にハンデを持っている」との差別が根付いてしまっていたようです。

私自身は赤い髪は素敵だなと感じますが、国や地域、時代によってはそうではないとされてしまっていることもあるのですね。赤毛の人の割合が少ないということも要因の一つなのではないかと思います。

人は珍しいものや、自分より劣っていると感じてしまうものに対してどうしても特別な感情を持ちがちなのではないでしょうか? そういう認識が自分の中にあると認めつつも、どのように対応していったら心地よく過ごせるのか考えながら生活していきたいものですね。

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