かわいいマンネンスギ

 

小さな杉が生えてると思ったらマンネンスギというシダ植物だったりします。今回はそのマンネンスギについて紹介したいと思います。

【マンネンスギとは?】


マンネンスギはヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草。和名は万年杉、スギの枝葉に似ていて、一年を通して緑であることからつけられました。

日本では琉球列島以外の日本各地に分布しています。また、朝鮮、中国、ロシア、北アメリカでも見ることができます。温帯な場所で、山地の樹木の下から日向にかけて生え、まれに岩の上にも生えることがあるそうです。

石炭はこのヒカゲノカズラの仲間の植物が炭化したもので、石炭紀と呼ばれた三億年ほど前は高さ10メートルほどの鱗木と呼ばれる植物が生い茂っていたという事です。

しかし、マンネンスギは10センチから30㎝。茎は地中に張り、葉のための茎を上に出し、杉の葉に似た細い葉を生やします。

【マンネンスギの利用法】


あしらいと呼ばれる料理の飾りに使われることがあります。あしらいとは松葉、ヒノキの葉、笹、紅葉等の季節感を出す為に添えられるものです。

食べることのできる、大葉や木の芽、カイワレ大根や菊や、キュウリ、大根、ニンジン等を綺麗にカットしたあしらいもありますが、マンネンスギは残念ながら食用ではありません。

また、生け花の根締めと呼ばれる、挿した花、枝等の根元を締め形を美しく見せるための花材や観賞用にも用いられます。

【マンネンスギの育て方】

販売はインターネットの通販やお店で購入する事が可能です。栽培は難しいとされているようですが、興味のある方は愛情をもってチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

残念ながら夏の暑さも冬の乾燥も苦手です。

-水はけのよい土で育てます。鹿沼土、軽石砂、赤玉土等、を混合し、さらに、腐葉土を混ぜます。

肥料-春先と初夏に1回づつ、緩効性の固形肥料を与えましょう。また、夏場は液肥を2週間に1度与えましょう。

-大きめの平鉢。

水やり-水はたっぷり与えます。また、空気の湿度が高い所を好むので霧吹きを葉に掛けるのもよい。しかし、過湿は禁物なので状態をよく観察して水やりをしましょう。

日光-シダ植物なので日陰を好みます。半日陰から明るい日陰の風通しの良い所がいいですね。

自然の環境でマンネンスギが生えている環境に近い状態を心がけてくださいね。

山に出かける機会があったらマンネンスギを探してみるのもいいかもしれませんね。また、石炭紀に大きなシダが生い茂っているのを想像してみるのもロマンがあるのではないでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。