スキー場に来たら車のゴムパッキンが… 人を恐れない頭のいいミヤマオウム

 

【ミヤマオウムとは?】

動画:ニュージーランドの鳥、KEA(キア)、いたずら大好き


ミヤマオウムはニュージーランド南島固有種です。鳴き声が「ケアー」と聞こえるので、ニュージーランドの先住民族の言葉であるマオリ語でケア (Kea)やキア、キアオウムとも称されています。

鳥綱オウム目フクロウオウム科ミヤマオウム属の一種で、全長は約45センチ、体重は700グラムから1キログラムほど。

頭からお腹の羽毛は灰色で、全身オリーブグリーンの羽毛でおおわれていますが、翼下部の羽毛は赤いので、羽ばたくとその鮮やかな色が見えます。目はダークグレーです。

また、0~3歳の幼鳥は目の周りとくちばしが黄色になっているので若い個体を見分ける時に役立ちます。

【スキー場や牧場にまであらわれて何でも食べる雑食性のミヤマオウム】



餌が乏しい環境に生息していたため、雑食性で植物性のもの(葉や花の蜜、果実)から動物性のもの(昆虫、鳥類の雛など)まで幅広く食用にします。羊の屠殺場から出る羊のくず肉を餌にすることも。

さらには、牧場の放牧されている生きている羊の背中に集団で襲い、背中の肉をつついたりすることもあったため、多数のミヤマオウムが射殺された歴史もありましたが、絶滅の危機に瀕した1986年以降は法令によって保護されています。

また、食物が少なくなる冬期にはスキー場の残飯を目当てに住みつく、つがいもいるそうで、食べ物だけではなく、飲酒する個体までいるそうです。

【カラスよりも賢い?】

動画:Kea and Crow


実は、ミヤマオウムはカラスと並んで賢い鳥として有名です。そして、カラスよりも用心深くないうえ、大胆な性格をしています。

動画では、カラスもミヤマオウムも足とくちばしで上手に道具を使って餌を見事にGETしてますね。

また、その好奇心と頭脳が災いして、地元、ニュージーランドではカメラを壊されたり、車にスキー板を取り付ける金具や車のゴムパッキンをかじったりもするそうでカラス顔負けのいたずら好きで有名な鳥なんだそうです。

【日本ではどこへ行けば見ることができるの?】

2016年の秋から那須どうぶつ公園にてキノ(オス:マウリ語での意味は「いたずら」)、コア(メス:マウリ語で「幸せ」)2羽が公開されています。日本では初めてのことだそうです。

悪戯好きで賢いミヤマオウム、どんな鳥なのか会いに行ってみるのもいいのではないでしょうか?

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