解析!神田明神、甘酒

   2015/02/24

甘酒は、かなり昔から米やこうじに酒を加えて一夜で醸造した酒としてあったものです。
文献に現れたのは弓矢神として祀られている応神天皇が400年頃に吉野に行幸されたときに献上した時が最初で、その頃は醴酒(こざけ)と呼ばれていたようです。
その醴酒が甘酒となったのは、1600年代の始め頃でした。

長い間今のお神酒の代わりとして使われていましたし、各地の神社で甘酒祭が行われるようになっています。
各地方によって様々なご利益があるとされますので、参拝者に配ったり、無病息災を祈るお祭や、疫病流しの願いを込めて甘酒を掛け合うお祭りなどが行われ、昔から甘酒は、ご利益のあるとても縁起の良いものとされているそうです。

甘酒として一般的になってからは、江戸市民の日常生活に溶け込み、砂糖が自由でない時代の唯一の甘味源になっていきます。
特に江戸に散在する甘酒屋は人気があり、「富士山に肩を並べる甘酒屋」と句に詠まれるほどでした。

今でも神田明神の近くには 甘酒横丁と呼ばれる全長400メートルくらいの通りがあって、色々な催し物で賑わいます。



神田明神の甘酒

東京の甘酒の歴史にしたがって、神田明神の近くには甘酒の店が多いのですが、新たに地震対策を施された神田明神の大鳥居の左側にある店の明神甘酒は、特に有名です。

この明神甘酒は、400年前の創業当時から店の地下6mにある、天然の土室(むろ)で作り出されたこうじを使って熟成させてあるのだそうです。
ここの明神甘酒が、神田明神の甘酒の代名詞になるくらいに親しまれている店です。

冷蔵庫で5度以下に保って、賞味期限は3ヶ月です。
神田明神近辺の各所の甘酒は値段の幅がありますが、ここのは甘酒400円、冷甘酒450円、立ち飲み紙コップだと350円です。

また、夏季限定の冷やし甘酒をかき氷にした氷甘酒も売っています。
期間は、5月の神田祭より、10月上旬までです。

その他の名物土産物

このほか、神田明神の名物土産物としては、同じこうじの産物となる芝崎納豆や、江戸味噌があります。

芝崎納豆は国産大粒大豆をしっかりと熟成させたその品質で、多くのファンを魅了しています。
包丁で叩くとさらに美味しく食べられます。値段は1個368円。
中身の量は十分にあり、2人分と言う事になっていますが1人で全部食べきってしまう人も多いと言う話です。

ぜひ一度、味わってくださいませ。

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